MOX燃料:福井・高浜に到着 プルサーマル発電用

2010年6月30日 11時13分 更新:6月30日 11時32分

MOX燃料を積んで関西電力高浜原発の岸壁に到着した輸送船パシフィック・ヘロン号(中央)=福井県高浜町で2010年6月30日午前8時1分、本社ヘリから森園道子撮影
MOX燃料を積んで関西電力高浜原発の岸壁に到着した輸送船パシフィック・ヘロン号(中央)=福井県高浜町で2010年6月30日午前8時1分、本社ヘリから森園道子撮影

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町、ともに加圧水型軽水炉、出力87万キロワット)のプルサーマル発電で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船が30日、製造したフランスから同原発専用岸壁に到着した。

 関電は、88~91年に美浜原発1号機(同県美浜町)でMOX燃料を少量使用したことはあるが、本格的な発電は今回が初。高浜3号機では年内にも、4号機では来年度に、MOX燃料を使って発電を始める予定。

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