2010年6月30日 1時43分 更新:6月30日 2時41分
【プレトリア野村和史】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、4大会連続4回目の出場となる日本は29日、当地のロフタス・バースフェルド競技場でパラグアイと対戦。延長でも0-0で譲らず、今大会初のPK戦(3-5)の末敗れ、惜しくも初の8強進出は果たせなかった。
日本は前半、大久保(神戸)や松井(グルノーブル)がシュートを試みるなど積極的に攻めたが、無得点。守ってはGK川島(川崎)が再三セーブする場面もあった。後半は互いに決定力を欠いたが延長戦でも0-0で譲らなかった。
日本の過去最高成績は02年日韓大会の16強で、当時は決勝トーナメント1回戦でトルコに0-1で敗れた。2度目の挑戦も実らなかった。勝ったパラグアイは初の8強入り。7月3日(日本時間4日未明)の準々決勝で、スペイン-ポルトガル戦の勝者と対戦する。
今大会の日本は、1次リーグE組を2勝1敗の2位で突破。4大会連続8回目の出場となるパラグアイは同F組を1勝2分けの1位で通過した。