「ａ‐ｎａｔｉｏｎ’１０ ｐｏｗｅｒｅｄ ｂｙ ウイダーｉｎゼリー・大阪公演（デイリースポーツ主催）」（２１日、長居）
エイベックスのアーティストが集う全国ツアーライブ「ａ‐ｎａｔｉｏｎ’１０ ｐｏｗｅｒｅｄ ｂｙ ウイダーｉｎゼリー」の大阪公演（デイリースポーツ主催）が２１日、大阪・長居スタジアムで開幕した。関西出身の大塚愛（２７）やトリを務めた浜崎あゆみ（３１）が登場する豪華ステージに約５万３０００人の観客は大盛り上がり。２２日も同所で行われ、倖田來未（２７）、ＡＡＡ、ＪＵＮＳＵ（２３）、ＪＥＪＵＮＧ（２４）、ＹＵＣＨＵＮ（２４）らが出演する。
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９年連続９回目の出演となった“歌姫”浜崎あゆみがトリを務めた。今回で５１公演目のトリを飾ったあゆは、夏にぴったりのピンクのかわいらしい浴衣で登場。真夏を彩る“あゆ祭り”で、会場を一つにした。
「ａ‐ｎａｔｉｏｎ」では初めて、自身のライブでもめったにお披露目しないあで姿に、ファンのボルテージは一気に盛り上がった。そのまま、大きなうちわを持ちハッピを着たスタッフとゴンドラに乗り込むと、「ソイヤ、ソイヤ」の掛け声とともに会場を１周した。
スペシャルファッションは、これだけでは終わらない。ステージに戻り際、浴衣を脱ぎ捨てると、ピンクのＴシャツとホットパンツ姿に。そしてその腰には、何と「虎のしっぽ」のアクセサリー。まさかの“デイリーファッション”で大阪の会場を魅了した。
デビュー１３年目を迎える今年も、元気いっぱいのあゆ。４月１０日から７月２５日まで全国１３会場３４公演、国内自身最多となる３５万人を動員するツアーを敢行し、ますます充実している。いきおいそのままに、この日もヒット曲「Ｂｏｙｓ＆Ｇｉｒｌｓ」、「Ｊｕｌｙ １ｓｔ」などメドレー合わせ全８曲を全力唱。猛暑をぶっ飛ばした。
自身のステージ前には、グラウンドからほかのアーティストのライブを笑顔で見届けるなどリラックス。終演後、「とても暑かったですが、さすが大阪。会場全体が盛り上がってくれたので、私も楽しく歌うことができました」と笑顔で祭りを締めくくった。