ボールを追う菅山かおる=せんなん里海公園(撮影・高部洋祐)
「ビーチバレー全日本女子選手権第3日」(21日、せんなん里海公園)
国内主要大会初優勝を目指した菅山かおる(31)=WINDS、駒田順子(31)=ポイント=組は、3回戦で浅尾美和、草野歩=エスワン=組をストレートで下したが、4回戦、敗者復活6回戦と連敗し、5位に終わった。敗者復活を2連勝した浅尾組も同6回戦で、西堀健実(29)、浦田聖子(29)=フリー=組に先週に続いて連敗し、5位。ビーチ人気をけん引する2組に、厳しい現実が突き付けられた。22日には準決勝、決勝が行われる。
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最後はレシーブが届かず、砂まみれでぼうぜんと座り込んだ。浅尾組を破った菅山だったが、国内ツアー・大阪大会優勝の尾崎、金田組、愛知大会優勝の田中、溝江組に連敗。タイトルホルダーの牙城を崩せず、5位敗退に「内容は悪くなかったけど、結果は負けてる」と唇をかんだ。
それでも今後への手応えはつかんだ。3回戦では今季4度目の対決となった浅尾組を圧倒。これで同ペアとの対戦成績は2勝2敗の五分。ビーチ経験わずか1年半足らずで、トッププレーヤーと渡り合える力は付けたことを証明した。
「圧倒的な力の差があるわけじゃない。あとは競った時に勝てる力を付けないと」と、菅山。次戦は9月の福井グランドスラム。もう1つ壁を打ち破った時、“砂上の姫”に戴冠の2文字が見えてくる。
(2010年8月22日)