2010年6月25日 1時7分 更新:6月25日 1時49分
【ヨハネスブルク支局】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第14日の24日、1次リーグE、F組の最終戦各2試合を実施。F組では、過去4回優勝で大会2連覇を目指したイタリアが初出場のスロバキアに2-3で敗れ、2分け1敗で決勝トーナメント進出を逃す波乱があった。パラグアイとニュージーランドは0-0で引き分け。この結果パラグアイが1位、スロバキアは2位で1次リーグ突破を決めた。
E組の日本は1勝1敗で並ぶデンマークとぶつかる。得失点差で上回る日本は、引き分け以上で2大会ぶり2度目の決勝トーナメント進出が決まる。すでに1次リーグ突破を決めたオランダは、カメルーンと対戦。
○…スロバキアが今大会初勝利を飾った。前半25分、敵陣で相手パスをカットしてボールをつなぎ、ビテクが右足でゴール左に流し込んで先制。後半28分には右クロスをビテクが合わせて2点目。終了間際にはコプーネクが3点目を挙げた。
イタリアは後半、11分に故障明けのピルロを投入し、ディナターレ、クアリャレラが得点したが、追い上げも及ばなかった。