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“104歳”女性の長男 日記に「母を押し入れに」「ハエがいる」

 東京都大田区で、生きていれば104歳の三石菊江さんとみられる白骨化した遺体が見つかった事件で、長男(64)が、三石さんが死亡したとされる2日後の日記に「母を押し入れに入れる」と記していたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

 警視庁蒲田署は、既に長男から三石さんが死亡したとされる2001年分の日記の任意提出を受けており、三石さんの死亡の経緯や長男の生活実態などを調べている。

 捜査関係者によると、三石さんは01年当時、リウマチで寝たきりの状態。長男はノートに日記をつけており、01年6月12日には「母亡くなる」と記載。2日後には「母を押し入れに入れる」と記し、その後「(押し入れに)ハエがいる」などの記述もあった。

 三石さんの生前の様子について「足を痛がっている」とし、亡くなる直前には「呼び掛けには応える」とも記していた。

 一方、長男は蒲田署に対し、7月以降、所在不明の高齢者が相次いでいる問題について「報道を見て、自分の母親も該当すると思っていた」と説明。

 今月12日に大田区の職員が三石さんの所在確認に訪れた際には「母は離婚した妻がいる新潟にいる」と虚偽の説明をしていたが、「その後、区職員から追及され、本当のことを言わないといけないと思った」とも話したという。

 長男は19日、職員に「母は9年前に死に、遺骨を持っている」と打ち明けた。

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