お騒がせモナは入籍　猛暑の勝ち女　負け女

　あのお騒がせタレントの山本モナ（３４）がついに年貢を納めた。8月１７日、入籍報告をし、今後は芸能界を引退するという。

　女の幸せが“結婚”とするなら、モナは「勝ち組」に躍り出たか。猛暑のこの夏は、有名人の熱いスキャンダルも多かった。他のオンナたちはどうだったのか。

　不倫アナとしてモナを追っていたＴＢＳアナウンサーの青木裕子（２７）は、お笑いコンビ・ナインティナインの矢部浩之（３８）との熱愛を報じられた。青木は、０６年、０８年と同局ディレクターとの不倫騒動があったが、その後も相変わらず自らの恋愛を担当番組で公表するずぶとさで“勝ち女”になった。

　１４歳差の実力派俳優カップルとして話題になったのが、蒼井優（２５）と大森南朋（３８）だ。蒼井は、清純派イメージとは裏腹に、各紙の報道では略奪したともいわれている。

　一方で、“負け女”はこの３人。

　終戦記念日の１５日、靖国神社をさっそうと歩く姿が注目されたのは、三原じゅん子議員（４５）だ。

「参院選では、女優の肩書を捨て政治一本を宣言。自らの子宮頚（けい）がん体験を訴え好感度を上げた。『日本人として当たり前なことだ』と、今後も靖国参拝を続けるというが、ファンを選ぶことになりそう」（永田町関係者）

「人間活動」に専念と無期限休業をブログで公表したのは、歌手の宇多田ヒカル（２７）。このまま引退？

　最後は、女優の北乃きい（１９）だ。若手俳優との熱愛スクープ直後に別れたといい、今は“仕事一直線”をアピール。年頃なのにかわいそうな気もするが、ここは試練か。

　芸能評論家の肥留間正明氏がこう総括する。

「夏は芸能ネタが少ないので、今年はある方です。モナは家庭におさまるより、外に出たほうがいいタイプ。これまでのキャスターにないキャラで、才能も資質もある。必ず復帰すると思いますし、その時は離婚の可能性はありますね。蒼井優は、男の才能を食うタイプで、大森は通過点。将来の大竹しのぶのような存在で、これからどんどん伸びると思いますよ。（今回は負け女の）北乃きいも、大物と付き合えば女優として伸びます。今後に期待していますね」

　勝ち女の秘訣は、自由奔放に生き、恋愛も芸の肥やしにしてしまうことなのかも？

（日刊ゲンダイ2010年8月18日掲載）