ウクレレ奏者シマブクロ「沖縄の誇り」…興南春夏連覇に歓喜

　世界的人気を誇る日系５世のウクレレ奏者で、全国ツアーのため来日中のジェイク・シマブクロ（３３）が２１日、春夏連続でＶ投手に輝いた同姓の興南・島袋洋奨投手にお祝いメッセージを寄せた。

　「おめでとう！　アロハ！！　沖縄をルーツとする僕にとっても、興南の春夏連覇は郷土の誇りです。同姓である島袋投手の活躍は沖縄の皆さん、そして僕のようにハワイに住む多くの沖縄をルーツにした人々にも、大いなる元気を与えてくれたことと思います」

　“ハワイのジミヘン”の異名を誇るジェイクは大の野球好き。ホノルルには沖縄出身者によるコミュニティーもあり、島袋の力投は話題になっていた。その左腕で感動を巻き起こしたエースには「まさにウチナンチュー・パワー！！　僕もシマブクロの姓に恥じないよう、頑張ります」と刺激を受けた模様だ。

　この日は横浜・関内ホールでライブ。「沖縄にささげる曲を演奏したい」とナインの奮闘をたたえた。

　◆ジェイク・シマブクロ　１９７６年１１月３日、米・ハワイ州ホノルル生まれ。３３歳。４歳からウクレレを始め、超速弾きとテクニックでカリスマ奏者に。０６年には映画「フラガール」で音楽を担当。同年のＮＨＫ「紅白歌合戦」では夏川りみのバックでウクレレを演奏。７月にはアルバム「Ｉ☆ＵＫＵＬＥＬＥ」をリリース。

（2010年8月22日06時02分  スポーツ報知）

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