2009-05-21 12:09:20

記憶のコツ03-覚えることを明確にする

テーマ:記憶のコツ
いつも感謝しています。吉永賢一です。

記憶のコツは、覚えることを明確にし、その要素をイメージに置き換え、イメージを「つなげる」こと。(記憶のコツ01


このブログでは、これから、このプロセスを、少しずつ、解説してゆきます。

よかったら、ついてきてみてくださいね。必ず、記憶力がアップします。


ではさっそく、「覚えることを明確にする」を練習してみましょう。

(参考:『東大家庭教師が教える頭が良くなる記憶法』42~44ページ)


まず、昔から覚えたかったことを準備してみてください。

受験生なら、「今覚えたいこと」でOKです。


そして、「覚えたいこと」の項目を抜き出して見ましょう。

このとき、


1)一部から全部を復元したいのか

2)全部を復元したいのか


これも、明確にします。


たとえば、annihilate「全滅させる」という英単語を覚えたいとします。

こうやって、英語を覚えることに応用すれば、もうすぐに、「英単語記憶法」「英熟語記憶法」となってしまうわけですね。

これが、「基本を理解する」ことの強さです。応用の広さが違います。


この場合、

①「annihilate」というスペリング

②「アナイアレイト」という発音

③「全滅させる」という訳語

この3つを覚えたいわけです。


このように、明確にします。


この「何を覚えるか」も、ひとりひとり違います。

既に覚えていることは、新たに覚える必要がありません。

英単語であれば、③の「訳語」は、もとから知っている単語であることが多いと思います。

記憶の原則は、「既に知っていることにつなげる」ですから、この場合は、③の「訳語」を起点にしてつなげてゆくことになります。


そして、「一部から全部を復元」とは、「全滅させる」を見たときに(これが「一部」です)、「annihilate」「アナイアレイト」を思い出せるということです。

「全部を復元」とは、何も見ないで、「さっき覚えたのは・・・『annihilate』『アナイアレイト』『全滅させる』」と、すべてを復元することです。

この「全部を復元」する手法を、私は「白紙復元」と呼んで、とても重視しています。(『東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法』67ページ)


記憶の強度(同『記憶法』92ページ)から言えば、

  一部から全部を復元 < 全部を復元

になります。


「覚えることを明確にする」ときには、

①項目の数を明確にして、

②「一部から全部を復元」したいのか、「全部を復元」したいのかも決める

ようにしてくださいね。


これだけでも、ぐっと覚えやすさが違ってきますよ。


そして、「つなげる」ときの大原則「既に知っていることとつなげる」(同『記憶法』45ページ)についても、さりげなく、今日は確認してみました。


それでは次回を、おたのしみに~



つづき >> 記憶のコツ04-イメージに変換する

この連載をはじめから読む


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