 |
2010年8月21日(土) 17:40 |
|
 |
海保ヘリ墜落現場付近で遺体収容
香川県多度津町沖で海上保安庁のヘリコプターが墜落し4人が死亡した事故で、21日朝、墜落現場付近の海上で行方不明となっていた乗員の大嶽智さんとみられる遺体が発見されました。 その後指紋が一致し、遺体は大嶽さん本人と確認されました。
遺体は、21日午前6時30分、ヘリコプター墜落現場に近い香川県多度津町沖の高見島の南西約1.6キロの海上で、捜索活動にあたっていた巡視艇ことかぜによって発見されました。 遺体はうつぶせの状態で浮いていて、海上保安庁の文字が書かれたオレンジ色の上着には、大嶽さんの名前が入っていたということです。 遺体は午前8時25分に高松港に搬送された後、高松海上保安部で身元の確認が行われました。 午後1時半頃、指紋が一致したため遺体は大嶽さん本人と確認されました。
一方、墜落事故が司法修習生の乗った巡視艇へのデモ飛行の合い間に起きていた事実を公表していなかったことについて、第六管区海上保安本部の本部長が謝罪しました。 第六菅区海上保安本部は、事故当日の夜には、司法修習生が乗る巡視艇に向けたデモ飛行の事実を把握していました。 ところが、本部長が公表しないと決めたということです。 一方、海から陸揚げされた事故機は、21日午後3時40分に、丸亀市にある海上保安本部の浮標基地からトラックで広島県の航空基地に運ばれました。
|
|