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【大相撲】

貴乃花審判部長 「貴言語」作る

2010年8月21日 紙面から

 日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で臨時理事会と評議員会を開き、教習所長の貴乃花親方(元横綱)の審判部長就任が決定した。38歳0カ月での審判部長は、35歳11カ月の出羽海親方(元横綱佐田の山)に次ぐ歴代2位の若さ。「番付編成、勝負判定の公明正大を目指す。わたしも力士でしたから集中力を高めて務めていきたい」と抱負を口にした。

 土俵のお目付け役として「お客さまが観戦を楽しんでいただける的確な判定、分かりやすい判定をしていきたい」とする親方は、「基準言語」を作製していくという。

 「これから基準言語を考えていきたい。現役力士がやる気を起こす判断基準を作りたい」と話し、審判長の物言い時の場内説明など“貴言語”作製に意欲をみせた。

 また、強化部門である広報部長には、名古屋場所担当部長を務めていた二所ノ関親方(元関脇金剛)が就任。放駒理事長から言葉に詰まったり早口になる癖があることから、「就任にあたって注意事項を受けた。ゆっくりしゃべれ、聞きにくいこともあるからと」と言われたという。

 一方で理事長は「一番はっきりいろんなことをしゃべる。外にはっきり物を言うのが二所ノ関親方」と期待を寄せていた。

 

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