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ウィキリークス創設者、逮捕状…撤回

 スウェーデンからの報道によると、同国検察当局は20日、強姦などの容疑で民間ウェブサイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ氏(39)の逮捕状を出した。しかし、同当局は21日になって「彼(アサンジ氏)が強姦を行ったと疑う根拠はない」との声明を出し、逮捕状を取り下げたことを明らかにした。取り下げの経緯は不明。

 アサンジ氏はツイッターを通じて「容疑には根拠がない」と全面否定していた。同氏は新たな機密文書を公開する直前だった。

 アサンジ氏は今月、ウィキリークスの主要サーバーがあるスウェーデンに滞在。地元メディアによると、逮捕状は17日に首都ストックホルム近郊で強姦事件を起こした容疑だった。

 オーストラリア人のアサンジ氏は元ハッカーで、物理学の博士号を持つ。普段は“放浪生活”を送り、知人宅などを転々としているという。

 ウィキリークスには、アフガニスタンでの戦闘に関する駐留米軍などの機密文書9万点以上が流出。このうち約7万6千点の機密文書が先月ウィキリークスによって公開された。米軍へのアフガン人情報提供者の実名が暴露されたことなどから、米政府は猛反発。米連邦捜査局(FBI)も関係者の訴追を視野に捜査を開始した。

 これに対してアサンジ氏は今月14日、ストックホルムで記者会見し、さらに約1万5千点の機密文書を近く公開する考えを表明した。公開済みの文書より米軍への打撃は大きいとされる。 (共同)

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年08月21日 21:16 ]

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