■聞いて一言
少子化の流れは変わりそうにない。14歳以下の人口割合は、65歳以上を下回り、今後も下がり続けていく。高齢者の声が強くなれば、少子化対策の優先順位を高めていくことは難しいかもしれない。
しかし、少数派の若年層が高齢者を支えていく仕組みが大きく変わらないのであれば、少数派に光が当たる政策をもう少し検討してもいいのではないだろうか。あるいは、世代間の仕送りには頼らないまったく新しい解決策をあみ出して、社会保障の仕組みを大胆に変えることはできないだろうか。人口減少社会への対応策の検討は、もう後回しできない段階にきている。(山崎)
2010年8月21日
8月21日 | 人口減にどう向き合う 駒村康平氏/松谷明彦氏 |
8月15日 | 英語の社内公用語化 夏野剛氏/西垣通氏 |
8月2日 | ねじれ国会の合意形成 玄葉光一郎氏/石破茂氏 |
7月26日 | 「ねじれ」をどう克服する? 斎藤十朗氏/竹中治堅氏 |