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まるで別人 勝ちにこだわった島袋 奪三振は最少

<興南・東海大相模>東海大相模を破り、史上6校目の春夏連覇を達成。抱き合って喜ぶ島袋(左)と山川の興南バッテリー
<興南・東海大相模>東海大相模を破り、史上6校目の春夏連覇を達成。抱き合って喜ぶ島袋(左)と山川の興南バッテリー
Photo By 共同

 【興南13―1東海大相模】金属バットが導入された74年以降、最多7度の2ケタ奪三振を甲子園で記録した興南・島袋。準決勝の報徳学園戦で見せた終盤のストレート一本で押し切る投球スタイルではなく、変化球主体で強打の東海大相模をかわし、沖縄に初の深紅の大優勝旗をもたらした。

 注目の1回。初球カーブを投げると、その後も真っ直ぐは少なく、スライダー、フォークを混ぜ打たせて取る投球を展開。最初の奪三振は5回と島袋にしては遅すぎるほどだった。

 「ここまでバックに助けてもらった。きょうは自分が助けていい流れで攻撃につなげたい」と試合前に話した島袋。攻撃にも良いリズムをもたらし、打線の爆発を呼んだ。

 それでも最後だけは、自慢のストレートで三振を奪って有終の美を飾った。勝ちにこだわった投球で、最後は自分のスタイルを貫いた左腕。プロ各球団の評価がまた一段高くなったのは間違いない。 試合結果

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