ASUKA BRIGHT! ブログ

LAS小説(ラブラブアスカシンジ)、ヨシュエス小説、ハルキョン小説を気の向くままに書いています。

大怪獣デブラスについて語ってみます

長くなりすぎたので、中身は追記にします。
『大怪獣デブラス』はデータイースト社がファミコンで発売したゲーム。
ゲーム内容を簡単に説明すると、デブラスと言う怪獣がトレーラーに載せられた卵を狙ってくるので、それを自衛隊っぽい軍隊で防いでゴール地点まで運ぶと言うゲームです。
シミュレーションゲームという位置づけになっているのですが、このサイトではゲームの説明では無く、ストーリーなどの説明に重点を置いているので細かくはしません。
このゲームで面白いのは戦闘システムと、戦闘シーンですね。
説明するのが難しいのですが、このゲームではユニット(駒)のようなものを使って、怪獣を足止めします。
ユニットには最大HPが100ポイント設定されていて、ダメージを受けてHPが1ポイントでも残っていれば、基地で回復して再び出撃できるのです。
しかし、このゲームはとても厳しくて、怪獣の攻撃によって、1回の戦闘で100ポイントを超えるダメージを受けて全滅する事が結構あるんです。
要するに1回の戦闘で死んでしまうと言う事があり得るわけです。
だから、戦闘シーンはとてもハラハラします、ファミコンと言うあまり綺麗なグラフィックのゲームでは無いのですが、見ていてドキドキします。
自分達の味方の部隊は、戦艦・戦車・戦闘機の3種類に分けられていて、それぞれに緊張感があります。
まず、戦艦の戦闘シーンなのですが、これはあまり緊張感が無かったりします。
接触して戦闘に突入すると、画面が切り替わって戦闘シーンに入ります。
画面の下半分に味方の戦艦の大砲が表示されていて、右上から上方向に、怪獣がのっしのっしとゆっくり歩いて来ます。
怪獣は画面の真ん中まで来ると、味方の戦艦の方、正面を向きます。
そして、下のメッセージウインドウにバトルオペレータのセリフが表示されます。

「ブキをせんたくします…… テリヤキ ほう 86 00 になりました!」

そこで、コントローラーのAボタンを押すと、

「こうげきじゅんびよし! いけー!」

とメッセージが切り替わり、戦艦の大砲から弾が打ち出される効果音付きのアニメーションが始まります。
攻撃を食らった怪獣は痛そうなリアクションを示します。
それが3回ほど繰り返されて、見ていると怪獣をやっつけているというスッキリとした気分になります。 
こちらの攻撃が終わると、怪獣は赤い熱線のカッターか、角から稲妻を降らせて反撃してきます。

「てきに12ポイントのダメージをあたえました。こちらは60ポイントのダメージを受けました。まだまだ、だいじょうぶ、しょうぶはこれから!」

と、オペレータのメッセージが出て戦闘シーンは終了です。
戦艦は守備力が高くて、一回の戦闘で100ポイントを超えるダメージを受けないので緊張感のようなものはありません。
ただし連戦するとやられてしまうとは思いますが。
少し、緊張感を持てるのが地上部隊、戦車VS怪獣の戦闘です。
戦闘シーンはこちらの戦車が3台待ち構えて、右上から上方向に、怪獣がのっしのっしとゆっくり歩いて来ます。

「ブキをせんたくします…… 105ミリ ほう 75 00 になりました!」
「こうげきじゅんびよし! いけー!」

とメッセージが切り替わり、戦車の大砲から弾が打ち出される効果音付きのアニメーションが始まります。
攻撃を食らった怪獣は痛そうなリアクションを示します。
そして、反撃のシーンになるまでの瞬間がドキドキします。
怪獣の反撃パターンは赤い熱線のカッターか角から稲妻の2種類があるのですが、威力の高い稲妻攻撃が来た時は凄いビビります。

「てきに12ポイントのダメージをあたえました。こちらは98ポイントのダメージを受けました。きけんです、はやくきちにきかんさせてください!」

3台の戦車のうち2台がやられてこのパターンになるのが理想的です。
HPが1でも残っていれば、基地で回復させてHP100に戻して再戦闘出来るからです。

「てきに12ポイントのダメージをあたえました。こちらは113ポイントのダメージを受けました。ぜ、ぜんめつです!」

稲妻が出て、3台とも戦車が破壊されて、このメッセージが出た時は頭を抱えたくなります。
そして、もっと緊張するのは航空部隊の戦闘の時です。
戦闘機は守備力が低くて、怪獣と戦ったら100ポイント以上のダメージを受ける確率が非常に高いからです。
戦闘シーンに突入すると、怪獣が姿を現しますが、こちらの戦闘機は姿を現しません。

「ブキをせんたくします…… カツ ミサイル 90 00 になりました!」
「こうげきじゅんびよし! いけー!」

このメッセージと共に、3機の戦闘機のうちの1機目が効果音と共に怪獣の正面を横切ります。
この瞬間がものすごく神に祈りたいぐらい緊張します。
1機目の戦闘機が空中で爆死することなく怪獣の前を通り抜けて離脱すれば、全滅しないで生き残れるからです。
1機目の戦闘機が爆死すると、ため息が出るほどガッカリします。
1機目の戦闘機の安否に関わらず、2機目、3機目の戦闘機は100%爆死します、南無〜。

「てきに18ポイントのダメージをあたえました。こちらは131ポイントのダメージを受けました。ぜ、ぜんめつです!」

とか、普通にあり得るから怖いです。
他に航空部隊として、戦闘ヘリコプターも存在しますが、こちらも1機目が無事に離脱できるか緊張感たっぷりです。
私は大怪獣デブラスに登場する味方の機体としては、やっぱり専用のBGMも存在する空中要塞ハイパーXが好きです。
専用戦闘BGMが何よりお気に入りです。
ファミコンで奏でられる、スーパーX出撃のパロディっぽいメロディは勇ましくて何度も聞きました。
2番目に好きなのは、怪獣と戦えば100%全滅する、逆立ちしてミサイルを発射するホヘー(歩兵)の皆さんw
動画でも見せられれば、怪獣VS戦車と言う戦いの面白さが伝わると思うのですが、文字だと凄い伝えにくいですね。
そんなわけで好きなので、大怪獣デブラスのユニットを私の作品「チルドレンのためのエヴァンゲリオン」に登場させています。
1年前にArcadiaに投稿して居た時は、感想で大怪獣デブラスをご存じの方が居たので、あのサイトの読者層は広いんだなと感じたりしました。
ゲームのシステム的には難しすぎて最悪ですね。
バランスを調整してリメイクすれば良かったのにと惜しまれます。

テーマ:つぶやき - ジャンル:小説・文学

  1. 2010/08/22(日) 00:00:00|
  2. トーク

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