リニア中央新幹線の建設促進を目指す諏訪地区期成同盟会(会長・山田勝文諏訪市長)は19日、諏訪市内で総会を開き、諏訪・伊那谷を通るBルートの早期建設や、諏訪地区内への駅設置を求めることを改めて決議した。
山田市長は、7月の上伊那地区同盟会との合同大会で、Bルートをアピールした経緯を踏まえ「Bルートを八ケ岳・南アルプス望見ルートと呼びたい」と述べ、観光面でのメリットを強調した。また、国の交通政策審議会鉄道部会小委員会が募集しているパブリックコメントに触れ、「多くの人に意見を出してほしい」と呼びかけ、Bルートへの協力を求めた。【武田博仁】
毎日新聞 2010年8月20日 地方版