2010年7月13日 13時15分
総務省は13日、参院選の結果をまとめた。比例代表の1議席しか獲得できず、所属国会議員が改選前の6人から2人に減った新党改革(舛添要一代表)は、得票率でかろうじて政党交付金が交付される政党要件を満たした。
政党助成法は、政党交付金の対象となる「政党」について、国会議員5人以上か、国会議員1人以上で、直近の国政選挙での得票率が2%以上--の政治団体と定めている。
新党改革は比例代表で117万2395票を獲得。当選は1人にとどまったが、有効投票総数に対する得票率は2.01%に達し、ボーダーラインを3300票余り上回った。
一方、同じく比例1議席のたちあがれ日本、獲得議席なしの国民新党は衆院議員を含め、国会議員が5人以上いる。
交付金額は、改選議員の任期初日となる26日現在の所属議員数などを基に改めて算定される。【笈田直樹】