ゆうちょ銀：システム復旧　取引１万件に影響

　日本郵政グループのゆうちょ銀行は１３日、大規模なシステム障害で利用できなくなっていた提携先金融機関との間の送金が午前８時５０分に復旧したと発表した。

　同行によると、システム障害は１２日午後３時２２分ごろ発生。全国のＡＴＭ（現金自動受払機）などと、提携先金融機関との間の送金や引き出しができなくなった。他の金融機関と送金情報をやり取りするシステムの一部が壊れたのが原因という。

　システム障害は、約１７時間半に及び、計約１万件の取引に影響が出たとみられる。間瀬朝久専務は１３日午前、記者会見し、「多大なご迷惑をかけた」と陳謝した。【望月麻紀】