口蹄疫:殺処分と埋却作業終了 家畜19万9293頭

2010年6月24日 22時53分 更新:6月25日 7時59分

東国原・宮崎県知事=2010年6月23日、中村清雅撮影
東国原・宮崎県知事=2010年6月23日、中村清雅撮影

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、感染または疑いが確認され殺処分の対象となった家畜19万9293頭の殺処分と埋却作業が24日、すべて終了した。しかし、殺処分を前提にワクチン接種した家畜3万428頭が残っており、6月末までの処分完了を目指す。

 口蹄疫はこれまで291例の感染が確認されているが、18日を最後に新たな疑い例は出ていない。24日は西都市と高鍋町の2農場の牛1560頭の処分を終えた。東国原英夫知事は記者団に「関係者への敬意と感謝の気持ちでいっぱい。一つの段階を超えることができたが、あくまでも通過点」と述べた。【石田宗久】

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