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2006年01月02日

単行本の仕事について

1996年に「インターネットでデッカク儲けよう!!」という強烈なタイトルの本で単行本デビューをさせていただいて以来、何冊か書いてきたわけですが、その中にはITベンダーさんからペイされたものも入っていたりしますが、2000年11月の「IPOという選択」、2001年6月の「みるみるわかる 誰も教えてくれなかった!!IT用語のツボ」(なんと久住昌之氏と共著)の後は、とんとごぶさたです。

実はこの間、自著では、ブロードバンド下におけるデジタルコンテンツ配信のビジネスモデルに関係した本の話を某社さんからいただき、それが延々ネタの仕込みに手間取っているうちに半年なりが経ち、それによって仕込んだネタが古くなり…ということを繰り返してみたり、2001年の後半から2002年前半にかけて上海詣でを繰り返して、「上海経済ツアー」という名称の本をまとめたものの、多種多様な事情が入り乱れておクラになったりといったことがありました。

「上海経済ツアー」については、死蔵させておくのももったいないので、また日を改めて、ここお出しすることができればと考えています。ブログのイージー更新メカニズムが非常に気に入っているので、今回は最終章までお出しできるでしょう。

執筆協力本では、長らくお世話になっている鴨志田晃氏の「規制緩和とITで加速するエネルギービジネス革命」(2001年11月)と、「数値化経営の技術―戦略行動のマネジメント」(2004年9月)のお手伝いをさせていただきました。

鴨志田氏のお手伝いは非常に勉強になります。前者の執筆およびその前後にいただいた案件等では、電力業界の規制緩和で影響を受ける部分をみっちり仕込んだり、後者においても航空業界、デジタルコンテンツ業界、プレミアムコーヒーチェーンなどのケーススタディ(架空のもの)を作成するため、色々と仕込みをがんばりました。準備に丸2年かかりましたです。

その他、シスコシステムズのIBSGさんの仕事として、単行本に準じる小冊子の執筆などを何回かやっています。公開済みのものについては、後日、紹介させていただきます。