ダルビッシュかリーか…先発補強が急務のヤンキース

　日本ハム・ダルビッシュの獲得を目指し、２０日の西武戦にスカウト部門のトップを派遣したヤンキース。ヤ軍の今季の先発ローテーション投手はサバシア（１６勝）、ヒューズ（１５勝）、ペティット（１１勝）、バーネット、バスケス（９勝）の５人。このうちバスケスは今オフにＦＡとなり、移籍が濃厚とみられている。また、３８歳のペティットは毎オフに引退の可能性を口にしていることに加え、７月２０日に股関節痛で故障者リスト（ＤＬ）入り。復帰のメドが立たず、契約は今季限りのため去就は不透明だ。このため、ヤ軍は来季へ向けヤンキー先発投手を１人もしくは２人補強する必要があり、その最右翼がレンジャーズの左腕リー。同投手がＦＡとなる今オフには総額１億ドル（約８５億円）前後の大型契約で獲得を目指す。リー獲得の成否も、ダルビッシュ獲りに影響を及ぼしそうだ。

[ 2010年08月21日 09:02 ]