2010-04-06
iPhone SDK3.2,iPad登場により出現した、OS3.1.3必須アプリをOS3.1.2で動かす方法〜〜
iPadにも対応した、ユニバーサルバイナリが増えてきたようです。
これらのユニバーサル対応Appでは、iPad 3.2 SDKの仕様からか、iPhone上での動作に、OS3.1.3を要求してきます。
また、最近リリースされたAppでは、iPad対応にかかわり無く、3.1.3を必須としているものもあります。
OS3.1.3へのアップグレードは、メリットがないとして、iPhone Dev-Teamは非推奨としてきました。私もあまりお勧めしていません〜
しかし、OS3.1.3必須アプリを購入してしまい、使えなくて困っている人もいるでしょう。そんな人に朗報です〜〜〜
ファームウェアバージョンを3.1.2→3.1.3に偽装するCydia Appを紹介します〜〜〜
〜例えば、iPad対応ユニバーサル・バイナリのEverNoteも、最新版をダウンしようとすれば、はじかれます。
3.1.3のバージョンチェック対策には、Fake 3.1.3と、Firmware 3.1.3というCydia Appが存在します。
かなり人柱的に、この2つのツールを検証した、Pippin 氏によれば、Firmware 3.1.3(という名のApp)の方はお勧めしないとのことです。
詳細は後述するとして、ここではFake 3.1.3を使ってみます〜〜
1.まず、Cydiaのトップページの、More Package Sourcesのメニューから、SOSiPhoneというレポジトリを追加。
2.レポジトリを追加後、3.1.3で検索すると、「Fake 3.1.3」が出てくるので、普通にインストール。
3.終了すれば、3.1.2JB環境で問題なく3.1.3必須アプリがダウンロード、動作します。
海外サイトの情報によれば、3.1.3と3.1.2の差分は、JB絡みの脆弱性塞ぎが殆どで、ライブラリなどの変更はないようです。このため、単にバージョン番号を3.1.3として偽装するだけのFake 3.1.3を使用するだけで、殆どの3.1.3必須Appが動作するだろうとのこと。
Fake 3.1.3をインストールすると、System/Library/CoreServices/ の下の、SystemVersion.plistを3.1.3のものに書き換え、オリジナルをSystemVersion.plist.disabled として保存します。
前出のFirmware 3.1.3というCydia Appも、やってることは一緒ですが、インストール時にオリジナルのSystemVersion.plistを消してしまうらしいのです。
Fake 3.1.3は、アンインストール時にはオリジナルの3.1.2 plistに書き戻してくれるので、何かあったときには元の環境に戻すことができます。
Appに関しては、リブートなしですぐインストールできるようです。リブートを掛けると、改変したSystemVersion.plistを元に、システム自体に変更を加えるようです。リブート時に、Appleロゴの下に進行マークが出ます。
リブート前は、iTunes上からはOS 3.1.2と認識されていますが、リブート後には、3.1.3と、iTunesからも偽装され、3.1.3へのアップデートの警告なども出なくなります。
よし、3.1.3になった〜〜〜
sn0wbreezeよりもラクで安全ですね〜〜〜
(やってることはちょっと違うけど・・・)
もちろん、自己責任で!!!!!