JCP京都

« 風流打楽「祭衆」2005師走公演 | 文化のページ トップ | 生誕100年・没後70年記念 記録映画「時代を撃て・多喜二」 »

2005年12月28日更新

鑑賞

人形劇団京芸 第41回お正月公演

日時
2005年1月7日(土)、8日(日)
会場
文化芸術会館
料金
ホール:2200円、和室:1200円
上演作品
『火曜日のごちそうはひきがえる』> ホールにて
脚色・演出/幸 晃彦 美術/清水正年・幸 晃彦 チェロ演奏/田村賢一
7日(土)10:30/14:30 8日(日)10:30>ホール
『みち草げきじょう』>和室にて
演出/なかむらまさたか 出演/上田正幸
7日(土)12:30>和室 
『わくわくシアター』>和室にて
演出/清水正年 出演/佐和明生
8日(日)13:00>和室

 私たちのお正月公演も、今年で41回目をむかえます。41年間ず〜と、ちっちゃい子らからお年寄りまの方まで、楽しんでもらえる作品を上演し続けてきました。でもまだまだ知られていない側面もあります。劇団の宣伝の仕方もあるでしょうが、根底には“子どものためのもの”という感じがあって、軽視される風潮があるのは確かだと思います。

 今、母と子供、父と子、祖父母、兄弟、家族の間でどれだけの会話があり、気持ちの通じ合いがあるのでしょうか。毎日のあっという間に過ぎていく生活、経済の余裕の無さの中では難しいことだと思います。でも一番小さい身近な繋がり…家族の間でお互いが見えにくくなっている状況は、少しでも無くしていきたいものです。

 私たちはそんな想いで一つひとつの作品を創り、みなさんにお届けしたいと思っております。今回の作品『火曜日のごちそうはひきがえる』は、みみずくに誕生日のごちそうとして捕まってしまったひきがえるが、食べられるまでの4日間をどう過ごすのか、絶体絶命の状況を変えることができたのは何だったのか? そんなスリリングなドラマを、チェロの生演奏でお送りします。

 2〜3才の子どもさんには、和室で楽しい作品の上演もあります。どうぞ、ご家族みなさんでお楽しみください。(劇団普及部・田山桂子)

なお詳しくは「劇団」のホームページをご覧ください>> http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kyogei/