こんにちは山本正志です。１９９８年１月〜６月
一 知事選挙、参議院選挙勝利めざして
◎新年からダッシュ！
元旦、共産党としての宣伝が祇園石段下でおこなわれ、森川明弁護士や西山とき子議員などと市民にうったえました。
11日（日）午後、左京区イズミヤ前で森川明さん、西山とき子さんとともに府会市会議員そろって街頭宣伝。16日夜には下鴨・葵・松ヶ崎民主府政連絡会新春のつどい、19日には左京民主府政の会決起集会がひらかれ、いよいよ地域でのとりくみも本格的にはじまってきました。
◎２月20日知事選挙勝利決起集会
20日夜府立体育館での決起集会には共産党の志位和夫書記局長がうったえます。各地域からのバスも準備されています。
二 市会から
◎２月市会は19日開会
来年度予算を審議する定例市会は２月19日に開会され、本会議での代表質問は26、27日におこなわれる予定です。（ＫＢＳテレビで中継放送）
共産党市会議員団は予算市会にむけて市政報告懇談会を２月24日夜６時30分から市職員会館「かもがわ」で開きます。
共産党左京地区委員会は２月28日午後２時から府・市の予算議会にむけての懇談会をアピカルイン（松ヶ崎会館）で開く予定です。
◎東京武蔵野市では福祉資金貸付を実施
共産党市会議員団として20日から22日、横浜市の中小企業対策、武蔵野市の高齢者福祉施策等を視察調査してきました。
武蔵野市では市の福祉公社が、訪問給食サービス（昼食と夕食）などを実施していますが、土地やマンションを担保にその評価額の８割までを限度に生活費や医療費などを市が貸し付ける「福祉資金サービス」を十七年前から行っていて、自宅や土地を持っているが年金が少ないといった高齢者から頼りにされています。
全国でも市が独自にこうした制度をもっていることは注目されています。
三 住民の暮しを守るために
◎「地域でいきいき暮らせる」左京シンポジウム
25日京大会館で開かれた左京社会保障推進協議会主催のシンポジウムにはホームヘルパーや老人クラブ代表、民生委員、医療関係者など百五十人が参加、西山とき子参議院議員もパネリストとして介護保険の問題点などについて報告しました。
参加者の発言では、ホームヘルパーの実態、吉田の一人ぼっちのお年よりをなくす会、公衆浴場を借りてのデイ銭湯などのとりくみも報告されました。
介護保険について西山とき子議員は２年後の４月実施までに「保険料負担があって介護支給が間にあわない」といった現実をしめし、施設やスタッフの充実が急がれていること、保険料や本人負担が過重で介護が受けられない事態や特別養護老人ホームの入居者が負担にたえられないという事態も予想されると指摘、これらの対策が求められているとの発言、これまでに京都府下四一の特別養護老人ホームを訪問して施設長さんたちの声をきいてさらに充実した
介護制度にしていく決意を表明しました。
◎左京区総合防災訓練
阪神大震災から３年にあたる18日、四錦小学校グランドで雨の中、総合防災訓練がおこなわれました。午前９時、直下型地震発生という設定で直ちに震災対策本部が設置され、区役所・消防・水道・警察・ＮＴＴ・大阪ガス・関西電力・消防団・吉田地域自主防災会などが火災消火や倒壊家屋での救助など訓練をくりひろげま
した。
◎下鴨中学校に障害児学級を
葵小学校の「おひさま学級」が設置されて９年になりますが、下鴨中学校には障害児学級が設置されてないため卒業すると近衛中学校に通学しなくてはなりません。昨年４月から二四校で一人であっても障害児学級が新しく設置されました。このため、関係者からこの４月からの下鴨中学校に設置をもとめて教育委員会あての要望書
もだされ、養護育成課との話し合いももたれています。
四 集会等への参加
共産党京都府委員会新春のつどい
京都市消防出初式
人権擁護委員会研修会
京都市職労文化公室支部、理財会計支部 京響分会旗開き
消防団浄楽分団、聖護院分団出初式
川端診療所友の会合同新年会
京建労左京支部執行委員会 銀閣寺分会新年会
民商新洞川東支部、錦林支部新年会
全解連京都府連旗開き 全解連錦林支部、田中支部旗開き
河上肇記念会世話人会 日本科学者会議京都支部新年会
ジャパンヴィルトーゾ・オーケストラ
京響定期演奏会 市立芸大学外コンサート
日展 宮田恭伸展 群像の風景｜市美術館所蔵品展
映画「天安門」
教育シンポジウム
西山とき子参議院議員と特別養護老人ホーム静原寮をたずね介護保険・高齢者福祉問題で懇談しました。
年末、消防団を激励・懇談しました。
19日早朝、財政総務委員会で中央卸売第一市場の鮮魚、青果などのせりを視察、その後、卸・中卸の市場関係者と懇談をしました。
27日、京都大学名誉教授・故福井謙一博士の基礎化学研究所葬に参列しました。
１９９８年２月号
一 市会から
◎定例市会での予算審議はじまる
19日からの定例市会に提案された来年度予算案は26、27日の本会議での代表質問をおえて、３月２日からの予算委員会で質疑がはじまります。
今回の予算案の特徴は
� 峙�都アクションプランに掲げる施策、事業を着実に推進する」として、国の下請けのような市内高速道路計画、和風迎賓館の建設、鴨川にフランス風の橋の建設ごりおしをすすめることを表明、でたらめな同和行政の終結は先き送りとなっています。
�◆嶌眄�の健全化と行財政改革」と称して、各団体への補助金のカット、児童福祉法改悪による保育料の大幅引上げ市民アトリエの廃止、市南西部のバス事業の切りすての方向での検討などがすすめられようとしています。
�Ｆ�本共産党はこの予算案にたいして、
・きびしい不況や橋本政権による国民負担増のおしつけにたいして地域経済振興と商店街活性化などきめ細かい対策力点をおいた施策をすすめること。
・２年後の介護保険スタートまでに施設面、スタッフ面での計画倍加による高齢者福祉計画を充実するとともに児童福祉、障害者福祉に重点配分すること
・きびしい財政の原因となった市民合意のない大規模事業を見直し、地元発注で活性化の方向をしめすこと、
などを基調に市民的な論議をすすめていきます
◎左京区関連の予算項目
・高野福祉総合施設建設（今年度からの継続事業で老人デイサービスセンター、児童館、図書館など合築）・老人保健施設建設助成「友々苑」（左京区市原町、二〇〇人）「バプテスト（左京区北白川、一〇〇人）・京都会館別館を第二美術館として改修・今年度は見送られていた同和地域保育所（養正と錦林）への周辺地域からの申し込みができるようになりました・市バス錦林車庫の一部売却の予算が計上されています
◎予算説明市政報告懇談会開く
共産党市会議員団は24日、予算案説明市政報告懇談会を開きました。参加した三六の地域団体の代表からは「原爆被爆者懇談会への補助金を削るとはなにごとか」「鴨川の橋や迎賓館などやめて市民を助ける予算をくんでもらいたい」といった声がだされました。
二 住民の暮しを守るために
◎党議員団で中小企業の実態調査
昨年来の銀行の貸しぶりなどの影響もあり、京都の中小企業・伝統産業や商店街などはきびしい状況におかれていますが、共産党市会議員団は２月議会を前に現場にでかけ実態調査をおこないました。
私も個人タクシー互助協同組合やＪＭＩＵ（金属情報産業労組）京滋地方本部春闘学習会にでかけ、実態をおききしました。
◎左京教育集会開く
２月15日京大会館で開かれた左京教育集会は二〇〇人の参加、「ぞう列車がやってきた」の学童保育の仲間たちのうたごえではじまりました。滋賀県の小学校の本田清春先生のこどもたちを主役に
した学校づくりのお話しのあと、フロアからの発言では小中学校、定時制高校や私学の先生の発言、下鴨中学校に障害児学級をつくるうったえ、地域からの発言があいつぎました。
◎下鴨の公有地に住宅展示場？
２月23日、市住宅局は左京区の議員にたいして「今年９月から下鴨北野々神町の寄付をうけた公有地にモデル住宅展示場を設置する」と知らせてきました。しかしこの土地は地元の方が「健康都市構想のために」と寄付したもので、２年前の３月市会で「高齢者福祉施設の建設などをもとめる請願」が採択されていますが、この中で「高齢者や児童の健全育成をめざした福祉推進の拠点となる施設の整備」することが確認されています。今回のやり方は請願を提出した市民の要望にも採択した市会の意思にも反するもので市長は今後の展望を説明する責任があります。
◎同和行政終結めざす左京集会
３月23日（月）午後６時、錦林隣保館前に集合して地域ウォッチングの後、錦林体育館で集会を予定しています。
三 集会等への参加
市内定時制高校ＰＴＡ連協研修会
左京区民作品展
自治体政策理論セミナー
教職員互助組合労組旗開き
日本文化論研究会
川端年輪クラブ新年会 川端診療所バザー
新婦人葵班新年会
ダンタイソン・ピアノリサイタル
ピカソ展 田北愛写真展
川端診療所年輪クラブ旅行会で広島県きのえ温泉にいってきました。
四 知事選・参議院選へ
◎府民大集会に一万二〇〇〇人
３月26日告示の知事選挙での勝利めざして開かれた「二・二〇府民のつどい」は雨の中、府立体育館に一万二〇〇〇人が参加、次々と地域からの３分間発言や森川支持をきめた新社会党の代表の決意表明のあと、森川明さん、筆坂秀世共産党政策委員長がうったえました。
３月10日の三錦地域集会（夜７時半、立正教会）には森川明さんも参加の予定
西山とき子議員が本を出版
西山とき子参議院議員が「明日色の長生きライフ」と題する本を出版しました。（一四〇〇円）
１９９８年３月号
一 市会から
◎補助金カットなど市民不在の予算に反対
23日の閉会本会議で共産党市会議員団は一般会計予算などには反対し、予算の根本的組替えを提案しましたが、与党４党の賛成で可決されました。
桝本市長は「市政改革リストラとアクションプラン」をかかげ、フランス風橋、迎賓館、高速道路など開発優先の事業を最重点にした予算を提案、そのしわよせで各種補助金が「見直し」と称して全面的にカットされています。
補助金カットが明らかになった項目
＊民生児童委員連盟事業助成
＊保育園児の歯の健康対策事業助成
＊市社会福祉協議会運営助成
＊看護婦養成所運営補助
＊美術団体美術館使用料補助の減額
など数百項目で、これから連絡される団体も多く、まったく一方的なやり方です
◎同和問題解の特別委員会を廃止
昨年４月に同和対策特別法の期限が切れ、京都市は６月に部落解放基本法制定実行委員会から脱退、この４月には「同和対策室」の廃止を明らかにしました。今議会で全会一致で市会同和問題解決推進特別委員会の廃止が決まりました。
◎介護保険特別委員会副委員長に
私の所属は引き続いて財政総務委員会、新たに設置された介護保険制度特別委員会では副委員長に選任されました。
◎下鴨の公有地に住宅展示場設置
市長の独断を予算委員会で追及
山本＝２月に住宅局から下鴨北野々神町公有地に「暫定使用ということで住宅展示場をつくる」との説明をうけたが。
薦田副市長＝あの土地は、健康都市構想のため使ってくれと寄付されたもの。一昨年３月の市会で総合的福祉施設の整備を求める請願が採択されたことは承知している。大通りに面した土地であり、すぐ使用しないなら貸してほしいということで住宅展示場に貸した。
山本＝この件が新聞で報道されたら直ちに地元の各種団体より「なぜ住宅展示場なのか。暫定使用とはいつまでのことかといった内容の要望と質問が出された。下鴨・葵・松ヶ崎の地域に是非ともデイサービスセンターや学童保育所は必要だという請願が超党派で採択
されたもの。暫定使用後の目的はなにか。
薦田＝暫定使用の後に何を作るかは決定していない。福祉施設は必要であり、設置する認識はある。
山本＝数年（５年間）も暫定使用ということになると、２年後の介護保険実施までが期限の京都市の高齢者福祉施設建設計画には組み入れられず、この土地に高齢者福祉施設建設が実現できなくなることになり請願は無視されたことになる。
薦田＝あと２年間で高齢者福祉施設建設となると、すでに今回の予算も審議中のことでありこの土地での建設はとうてい間にあわない。
二 住民の暮しを守るために
◎高野ホリデイインに大型店が？
13日、ホリデイインの取締役とイズミヤの部長とが共産党の有吉市会議員をまねいて「近い内にホリデイインの建て替えを考えており、イトーヨーカドーやダイエーなどの出店の意向も聞いている」との話が伝えられました。
地元ではかねてより話題になっていたことでもあり今回の話は、不況に苦しむ近辺の商店街だけでなく左京全体にかかわるような大問題であり「一方的に計画を進めないこと。情報を公開し暮らしとまちづくりを考える話し合いの場をもつよう」との声があがっています。
◎98左京区高齢者の保健・医療・福祉をみんなで考えるつどい
今年は「住みなれたまちで暮らしつづけたい」をテーマに、中京区春日学区住民福祉協議会の高瀬会長の地域ミニデイサービスやボランティアの活動などをスライドで紹介、第二部は新洞学区、岩倉北、久多などの実践報告と「あらたな左京方式をめざして」と題してのシンポジウムがおこなわれました。
◎左京地域経済振興シンポジウム
２月27日に開かれたシンポジウムは左京区の多くの市場商店街の会長や理事長さんなど十八名の連名による呼びかけで開かれました。 四〇名の参加者は中京区西新道錦商店街の畑専務理事のお話をききながら「今日のような話し合いがこれからもできるといい」といった声も出されました。
◎同和行政終結めざす左京集会
23日午後６時、錦林隣保館前に集合して地域ウォッチングの後、錦林体育館での集会には左京各地域の方や全解連、教員組合、市職員組合など七〇名の参加で同和行政、同和教育の問題での論議にな
りました。集会では地元の岡崎中学校に勤務していた京都市教職員組合の本庄先生から京都市の同和教育・同和行政の問題を話していただき、参加者から次々と質問や率直な意見がだされました。
三 集会等への参加
左京区民文化フェスティバル
京いきいきボランティアまつり
京大職員組合結成50周年を祝うつどい
教職員互助組合労働組合大会
共産党主催左京府市会予算懇談会
同和行政の終結を求める府民のつどい
春をよぶ文化のつどい
シンポジウム「都市・商店街・市場はよみがえるか」
府政を語る三錦のつどい
川端診療所「医療・福祉・府政について考えるつどい」
哲学の道保勝会 京建労銀閣寺分会
人形劇団京芸・谷ひろしさん出版を祝うつどい
村田茂樹個展 映画「阿片戦争」
西山とき子参議院議員とともに長尾真京大総長を訪問し懇談しました。
１９９８年４月号
一 知事選で森川氏健闘、参院選へダッシュ！
◎府民の声がいかされる政治を！
４月12日投票の知事選挙では、森川候補は京都市内では約２万票にまで追い上げ、左京区では現職候補の得票を上回りました。現職知事の陣営の中心になった自民党幹部が「今度の選挙は反共宣伝だけが中心でむなしかった。選挙に勝って勝負に負けた」というよう
に、「この次の選挙では必ず」といった確信がひろがっています。
「府市共犯」として争点となった迎賓館建設の法律上の許可や鴨川のフランス風の橋の問題については、知事以上に京都市長の権限と責任が重く、特別養護老人ホームの建設も政令指定市としての京都市の今後の重要課題ですが、知事選挙での府民の声が生かされる方
向で共産党もさっそくがんばっています。
◎24日に西山とき子事務所開き
参議院選挙にむけて４月24日夕方の「共産党と西山とき子事務所開き」には千二〇〇人が参加、民主府政の会の森川明さんも「今度は共産党と西山さんの出番」と激励、西山とき子参議院議員も「京都でかならず勝たせてください」とうったえました。（西山とき子
事務所は烏丸御池上る東側です）
左京区の「西山とき子と共産党事務所は23日に下鴨北大路通り府立大学前南側で開設することにしています。
二 市会から
◎５月13日本会議で質問
５月市会は連休明けの８日に開会されますが、今回は私も13日の本会議で質問にたちます。（質問時間は午後１時ころからの予定。今回はＴＶ中継はありません。傍聴券は共産党市会議員団室まで）
◎介護保険制度委員会開く
今回あらたに設けられた介護保険制度特別委員会が22日に開かれました。２年後の４月からの制度発足までには�”�要な施設やスタッフなどの環境整備ができるのか �∧欷盈舛鯢蘆瓦靴討皺雜酣�定からはずされる人がでてくるのではないか �Ｊ欷盈舛両紊僕�用者負担１割というが負担が重くなって利用できなくなる人が多くでてくるのではないか �げ雜酳欷韻魃娠弔垢覽�都市の財政負担と国の責任はどうなるのか、などの問題が山積していますが、共産党議員は▽必要なデータを委員会に提出して市民的な議論をすすめていくこと。▽施設関係者などの現場の声を委員会としても聴取する機会をもつことなどを提案しました。
三 住民の暮しを守るために
◎銀閣寺前町の半鐘山開発で請願
３月20日、「通称半鐘山の開発計画について、自然と環境を守り地元住民の合意と納得を前提に適切な指導を求める請願」が地元の銀閣寺前町、浄土寺小山町、北白川東久保田町住民から提出されました。この山の開発については昭和59年に市会で「開発は住民の合
意で」とする請願が全会一致で採択されています。
地元三町内を中心に「東山三六峰・北白川山（通称半鐘山）の自然と環境を守る会」を結成し署名を集めています。
◎住宅展示場問題で市が説明会
４月27日、京都市住宅局は下鴨北野々神町の公有地に住宅展示場を建設する方針について地元説明会を葵小学校で開きましたが、請願団体や年金者組合など参加者から「なぜ議会の決定や請願とちがう方針がだされたのか」など説明を求める声が次々とだされました。 建設が予定されているのは、住宅情報センター（展示相談コーナーと二階会議室）とモデル住宅、駐車場（四〇台）ですが、２年前の市会本会議で採択された請願を無視して「この土地は高齢者福祉施設などには向かない」といった独断で「利用計画がないから当面住宅展示場に」といった桝本市長のやり方は許せません。
◎高野イズミヤが増床出店計画
３月に連絡があったホリデイ・インの改築にともなう大型店に高野イズミヤが出店することがきまりました。 計画では「店舗面積約二四〇〇〇�屐�地下１階、地上４階、駐車場約７５０台、開店予定は来年12月」ということですが、近辺の商店街だけでなく左京全体にかかわる問題であり関係商店街などとの話し合いの場が求められています。
三 集会等への参加
人権擁護委員京都協議会総会
高等教育研究会総会
日本ユーラシア協会京都府連総会
京建労下鴨分会 川端分会
哲学の道散策のつどい
京響定期演奏会
創画会春季展 高谷光雄展 金善東個展 神戸康子展
山村国夫写真展 宮田啓子展
◎共産党全国議員会議開く
４月27、28日横浜市の国立大ホールで開かれた共産党全国地方議員会議には四〇七七人の共産党地方議員のうちで、三八四八人が参加、地方議員数では共産党が第一党となっている姿をしめしました。 不破哲三委員長は兵庫県南光町をはじめ東京狛江市や足立区、最近では長野県の木曽福島町など市長や区長、町村長選挙でも党員候補が一騎打ちで勝利していることなどを紹介、自民党の悪政のもとで商店街や農村でも、住民とともに奮闘している共産党にたいして期待がたかまっていると報告しました。
各地方からの発言でもこれまでにない幅広い人々や団体、業界などとも話合いや協力がすすんでおり「共産党のポスターをはってもらわなければ商売にならない」という商店街の声も紹介されました。
共産党大演説会 ５月13日pm６時30分
上田耕一郎副委員長来る！ 京都会館
１９９８年５月号
一 市会から
◎５月市会で本会議質問
13日の本会議で介護保険問題や同和行政終結、補助金カットなどの問題について質問しましたが、下鴨北野々神町の公有地に住宅展示場を建設するという市長の姿勢についても追及しました。
＜山本＞下鴨北野々神町の公有地については、２年前の「高齢者や児童のための福祉の拠点となる施設の整備を」との市会での請願採択がありながら、市長が独断で「住宅展示場をつくる」と方針変更して住民の意思と議会の請願採択をふみにじってよいのか。
市役所内部には「北山通りに面した一等地に高齢者の施設はふさわしくない」といった声もあるときくが、これが市長の考えなのか、地元と請願採択した市会の意向を実現する気があるのか。
＜増田副市長＞この公有地については、「住情報センター及びモデル住宅展示場」として地元各種団体等のご理解をえて当面暫定利用する。なお将来的には寄付者の意思にそったシンボル施設と合わせた高齢者やこどものための福祉施設建設という請願採択の趣旨をふまえるとともに、交通利便性の高い土地でもあるので全市的観点からも検討していきたい。
◎市が住宅展示場に着工
市の都市住宅局は25日から住宅展示場建設に着工しており、今後５年間の「暫定利用」が強行されようとしています。
◎西新道錦商店街を視察
６日、共産党市会議員団として「地域密着型の元気な商店街」として有名な西新道錦商店街を視察し、安藤理事長さんからお話をききました。 西新道錦商店街の「エプロンカード」や「ＦＡＸネット」方式は医療機関とも連携して高齢者家庭をＦＡＸでむすび、商品情報だけでなく、催し物企画の連絡や注文などにも活用しており、これからも発展が期待されています。
◎なにわ企業団地を視察
27日、共産党市会議員団と各民商事務局のみなさんと大阪のなにわ企業団地を視察してきました。なにわ企業団地は、木津川沿いに大阪の七民商が二九〇〇〇坪の企業団地を造成、現在は第一第二団
地あわせて二五九事業所が参加しています。
なにわ企業団地では金属加工、建築土木、デザインインテリア、自動車整備などの共同事業がすすんでおり、きびしい不況のなかでも融資問題や共同受注で「大きな仕事も共同すれば納期も品質も守れて可能となる」といった確信が生まれ、技術改善、開発研究、親睦交流などの共同事業がすすめられています。
京都でも自治体として行政が共同化、集団化の支援をするべきであり、「地方政治が地元中小企業の立場にたてばまだまだ中小企業に未来はある」ことを確信しました。
二 住民の暮しを守るために
◎高野イズミヤが増床出店計画を届け出
高野イズミヤが現在の約一万�屬稜箴賁明僂裡嫁椣幣紊發稜箴譴鬚發賃膩織后璽僉爾箸靴謄曠螢妊ぁΕぅ鵑飽榲召垢觀弉茲�５月11日に府に届け出されました。
計画では「店舗面積約二四〇〇〇�屐�地下１階、地上４階、駐車場約７５０台、開店予定は来年12月」ということですが、今後６カ月以内に大規模店舗審議会による審議をおえれば着工されることに
なっています。 しかし、車による交通渋滞、廃気ガスなど地元
の高野団地でも心配する声がでています。また、左京だけでなく広範囲にわたって市場・商店街・小売り店が打撃をうけることは明らかですが、高齢者などは近くの小売店がなくなると生活にも影響がでてきます。今回市会には「地元商業者や住民の理解と納得のえられるよう」「交通混雑や高齢者の生活をささえている地域小売り商店が打撃をうけることは明らかであり」ともに強力な指導をもとめ
る、といった２通の請願が出されていますが、私の所属の財政総務委員会で議論することになっています。
６月２日には「左京大型店（イズミヤ）問題を考える懇談会」が夜７時半から松ヶ崎会館で予定されています。
三 集会等への参加
左京消防団総合査閲
久世ふれあいセンター竣工式
花と緑の市民フェア 古本まつり
日本共産党大演説会
個人タクシー共産党後援会
教職員互助組合共産党後援会
日本科学者会議京都支部大会
仏教大学平山郁夫シルクロード展
京展 西山高原アトリエ村展
光悦芸術村の作家展 山村国夫写真展
喫茶クライネ・パステル画展
Ｖ・アシュケナージ・ピアノリサイタル
市立芸術大学ピアノフェスティバル
四 参院選めざして
◎西山とき子さんの出版祝賀会
８日ロイヤルホテルで開かれた「明日色の長生きライフ」の出版を祝う会には二〇〇人が参加、寿岳章子さん、森川明さん、土橋享さん、宮城泰年さんなどからお祝いと激励がよせられました。
「明日色の長生きライフ」は一四〇〇円
◎日本共産党と西山とき子議員左京事務所開設
22日夕方、日本共産党と西山とき子左京事務所開きがおこなわれました。北大路通りで府立大学前バス停の南側に開設した事務所は７月参議院選挙にむけての地域の拠点であり、また左京区日本共産党後援会の事務所でもあります。
１９９８年６月号
一 市会から
◎京都の小売店振興の提言を発表
共産党市会議員団は23日「こうしてとり戻そう！元気な声とびかう京の商いを」と題する提言を発表しました。
左京でも高野イズミヤの店舗計画にみられるように「大型店戦争」といわれる状況で、地域にねざした小売り商店は営業の危機をむかえていますが、５月には国会で「大規模小売店舗立地法の２年後の廃止」が自民・社民・民主・公明などの賛成で決められてしまい
ました。
共産党は「商店街は地域の宝」と考えており、「まず第一に消費税の減税．当面３％に！」「大型店の出店は許可制に」と主張していますが、京都市が今回策定した「商業振興ビジョン」を地域が活気をとりもどす本格的な支援策となるように内容的にも改善・充実を求めています。
今回の「提言」の六つの緊急重点課題
・景気回復の決め手、消費税３％への引き下げを！
・大店法は廃止でなく改正強化で、新しいルールづくりを！
・京都市独自の「大型店の出店・撤退にかかわるアセスメント（影響評価）条例」、または「要綱」を制定し、交通問題などからの規制を強めます。
・魅力ある、客を呼ぶ商店街づくりを支援します
・消費者への情報発信で、顧客の拡大や販売の拡大に役立つ情報システムの導入、情報コンピューター研修、専門家の派遣指導などの支援策を強めます。
・商店街組織の強化と専従事務局職員の養成、確保への対策を強めます。商店街事務所や共同利用スペース確保も空き店舗利用で可能であり、支援策を実施します。
・商業と福祉・教育・まちづくりとの連携を支援します
・医療機関や商店街と地域をむすぶファックス・ネットの普及や、空き店舗活用での「配食サービス」の実施、高齢者福祉施設の誘致など、自主的取り組みへの支援を強めます。
・金融、税金、国保料など商店経営安定のための支援
・高すぎる国保料引き下げ、テント看板料などの道路占用料徴収を撤廃します
・市民参加と現場主義に徹する行政の体制・しくみの強化
・商業と地域福祉・まちづくりの連携を企画・推進・点検する新たな庁内機構をつくり、区役所の機能・体制を地域経済振興を視野にいれて拡充します。
（希望の方には提言をお送りします。ご連絡ください）
二 住民の暮しを守るために
◎高野イズミヤ問題で説明会
２日には「左京大型店問題を考える懇談会」が松ヶ崎会館でひらかれましたが、17日夜、みかげ会館で開かれた説明会にはイズミヤの店舗開発部と京都プラザ（ホリデイイン）が出席しました。
参加者からは駐車場への出入りする車の排気ガスや騒音問題、通学路への影響などの問題、左京区内の小売り店への影響を心配する意見や質問がだされました。イズミヤ側は「京都プラザからイトーヨカドーなどのスーパー誘致の話があり大変なことになると思い、
わが社の出店を決意した」「今後大規模小売店舗審議会も開かれるので、この計画がすんなりＯＫとなるとは考えていない」とのことでしたが、今後も商店街や高野団地をはじめとする地元への説明もすすめて、意見をきいていくとの表明がありました。
今後の大店法による手続き（図は省略）
◎半鐘山現地視察
８日、共産党市会議員団の建設委員会の加藤、藤井議員と有吉、山本の地元議員がまねかれて、市会請願もだされている半鐘山開発予定地の現地視察がおこなわれました。
京大地質学教室におられた清水大吉郎先生から大文字山から半鐘山地域にいたる地質や岩盤の特徴などについて説明をうけ、山に入って調査をしましたが、開発可能な山上の面積はさほど広くなく、斜面の防災工事などをかんがえても開発計画には無理があることが
わかりました。
三 集会等への参加
「鴨川に外国の橋はいらない！河原・デ・アクション」
老人保健施設「友々苑」竣工式 京都市消費者まつり
人権擁護委員京都府連合会総会
大阪ビジネスショウ
京大職員組合結成50年記念講演会
川端診療所やなぎ会総会
高野中学校共産党演説会
京都の学者研究者共産党後援会
左京南生健会総会 左京高齢者連絡会
京都の宗教者との懇談会
左京福祉共産党後援会
左京女性後援会「介護保険問題学習会」
98新美会員展 太田真素己展
京響 プラハ放送交響楽団京都公演