夏の甲子園の優勝校などを予想する高校野球賭博をしたとして、徳島東署と県警組織犯罪対策課は20日、藍住町勝瑞、山口組系暴力団組員、岡政志容疑者(50)と、妻で小売店店員の岡智子容疑者(49)の2人を、賭博場開張図利の疑いで逮捕した。2人は「金もうけしようと思った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は、両容疑者は、夏の甲子園大会の優勝・準優勝校を予想させる賭場を開き、徳島市内の男性会社員(61)ら2人から、1口500円で計32口の申し込みを受け付けるなどした、としている。
同署によると、賭博には20人以上が参加し、少なくとも14万円、280口以上の申し込みがあったとみられる。客についても単純賭博などの容疑で調べを進める。【大原一城】
毎日新聞 2010年8月21日 地方版