(cache) 収入は母の年金だけと説明 「104歳」女性の長男 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 収入は母の年金だけと説明 「104歳」女性の長男

     東京都大田区で、生きていれば104歳の三石菊江さんとみられる白骨化した遺体が見つかった事件で、三石さんの年金を不正受給していたことを認めている長男(64)が「母親が死亡した後、大田区に転居するまでは、収入は母親の年金だけだった」と話していることが21日、捜査関係者への取材で分かった。

     長男は「年金の不正受給は悪いことだと思っていたが生活の糧だった」とも話しており、警視庁蒲田署は年金詐取の疑いでも調べている。

     捜査関係者によると、長男は2001年6月12日に三石さんが死亡したと説明しており、04年5月に文京区から大田区に転居するまで計約120万円の三石さんの老齢福祉年金を不正受給していたことを認めている。

     転居後は年金を受け取っておらず、「(不正受給するのは)もう悪いと思ったので、年金を請求するのをやめた」と話している。長男は転居後、解体業をする傍ら、生活保護を受けていた。

      【共同通信】