痛めている右ひざを示しながら9月復帰を発表した武藤=都内の全日本事務所
右ヒザ手術で欠場中の全日本・武藤敬司(47)が18日、都内で会見し、9・10後楽園ホール大会での約半年ぶりの復帰を発表した。相手は未定だが、団体内の選手とのシングルマッチとなる。その後も9・20後楽園大会など東京でのシングル戦を基本路線としていく。
武藤は「80歳でも100歳でもプロレスをやりたい。限定出場は(選手生命を)長持ちさせる方法論」と説明しつつ、「ベルト戦線から離れることはない」と3冠戦にも意欲。「真っ白なキャンバスに最高の芸術を描いていく」と誓った。
また、11月の台湾大会で復帰する蝶野正洋とのタッグ結成については「現地のメディアに公言した」と、既に決定事項であることを明言。「国内でも、横浜などビッグマッチでは組む可能性もある」と“MC砲”を予告した。
(2010年8月21日)