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採用抑制で1000人減 国家公務員II種

8月20日9時32分配信 産経新聞

 人事院は20日、中央省庁や出先機関の中堅幹部候補を採用する国家公務員II種試験(大卒程度)の平成22年度の合格者を発表した。

 政府の採用抑制方針を反映し、合格者数は4076人と前年度から1123人(21.6%)減少。II種試験が導入された1昭和60年度以降、2番目に少なかった。一方、申込者数は8100人増えたため、倍率は7.7倍から11.8倍にアップした。合格者は今後、各省庁や出先機関の面接を経て、前年度より569人少ない1744人が採用される予定。

 地方出先機関での採用が多い技術系は昨年の5.4倍から11.6倍に上昇。このうち農業土木は5.5倍から27.3倍に、建築は10.3倍から46.9倍に跳ね上がった。

 学歴別では、大学の在学生や中退者が58.3%、既卒者が24.2%、大学院生(修了と中退含む)が15.9%など。女性の割合は、過去最高だった09年度の29.6%に次ぐ28.4%だった。

 国税専門官の合格者は1988人、法務教官は233人、労働基準監督官は177人だった。

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最終更新:8月20日9時32分

産経新聞

 

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