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札幌・中央署は19日までに、大麻取締法違反(所持)の疑いで、札幌市中央区の無職・手塚宏容疑者(27)を現行犯逮捕した。同署によると、18日未明、手塚容疑者が大麻栽培のために借りていた同区のマンションで火災が発生したとの通報を受け、駆けつけた署員らが大麻草を発見した。家宅捜索後、室内で乾燥大麻や栽培中の大麻草145株を発見、押収した。通報者は不明。実際に火災はなかった。
火災通報で駆けつけた先にあったのは、燃えさかる炎ではなく、膨大な量の大麻草だった。
逮捕容疑は18日未明、札幌市中央区のマンションで乾燥大麻数グラムを所持した疑い。
中央署によると、17日午後11時50分ごろ、手塚容疑者が大麻栽培用に借りていたマンションの居室の住民を名乗る男性から、火災が発生したとの119番通報があった。駆けつけた消防隊員と同署員が無施錠の居室に入ったところ、火災はなく、室内で乾燥大麻や栽培中の大麻草145株を発見。同署が家宅捜索し、押収した。
実際に火災はなく、通報者は不明だが、手塚容疑者の部屋の住民と名乗っていたことから、何者かが大麻栽培の情報を提供した可能性もある。通報があった時間帯には、1つ下の階の住人がベランダでバーベキューをしていたという。
現場となったのは、34階建ての高層マンション。大麻草が見つかった26階の一室は、手塚容疑者の知人名義で賃貸契約していた部屋で、大麻栽培のためだけに借りていたという。手塚容疑者は2つ隣にある別の部屋で生活していた。
約59平方メートル、2LDKの居室には、“大麻栽培グッズ”がフル装備されていた。1つの部屋では、発育初期段階の種を発芽。リビングには葉が成長した鉢、別の部屋には50センチ以上に成長した株が並べられた。さらに、浴室では、洗濯ばさみ4つに大麻草をつるして乾燥させていた。現場からは、乾燥用の扇風機1つ、照明器具、肥料などが押収された。
145株の大麻草は、最大で70センチ以上に成長していた。同署によると、大麻草は1株約2万円相当で、合計すれば約300万円で取引されたとみている。
同署は、大量の大麻草が見つかったことから、販売目的で栽培していたとみて捜査を進めている。だが、手塚容疑者は「自分で吸うために大麻を栽培していた」と供述し、販売目的については否定しているという。
(2010年8月20日06時02分 スポーツ報知)
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