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総連、朝鮮学校で資金集め、学費と同時に水増し請求 (2/2ページ)
さらに多額の資金集めの舞台になっているのは、体育祭や文化祭といった学校行事だ。総連傘下の商工会を通じて在日朝鮮人の商店主らに資金供出の号令が下される。
ある朝鮮中高級学校の体育祭では、パンフレットの70ページ以上が広告に充てられていた。「1ページ広告50万円」「2分の1ページ30万円」…と広告費が徴収され、一つの行事だけで数百万〜数千万円が集められる。
学校ごとの会計を担当する「教育会」が集めた資金を朝鮮総連中央本部(東京)教育局を通じて中央本部財政部に供出。資金集めの際は「商工会、保護者、生徒にかかわらず、誰が一番たくさん出すか競わされる。一部は学校運営に還元されるだろうが、細かい使途は不明だ」(総連関係者)という。
総連関係者は「集めた金が総連中央や北朝鮮に渡るのは当然で、仕方ないとあきらめている保護者、関係者は多い」と指摘。「無償化が適用されても集金圧力が弱まるわけではなく、学校と総連が一体である限り、結局、われわれの知らないところに消えてしまう」と話している。