中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 大相撲 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【大相撲】

相撲協会副理事長に村山外部理事 貴乃花理事は審判部長

2010年8月20日 19時50分

 日本相撲協会の臨時理事会に臨む(左から)放駒理事長、副理事長に選出された村山弘義外部理事=20日午後、東京・両国国技館

写真

 日本相撲協会は20日、東京・両国国技館で臨時の理事会と評議員会を開き、12日に就任した放駒理事長(元大関魁傑)の新体制での担務を決め、理事長の補佐役となる新設の副理事長に元東京高検検事長の村山弘義外部理事を選出した。問題となっている組織のガバナンス(統治)の整備を主に担当する。

 親方衆の新担務では、要職の審判部長には貴乃花理事(元横綱)が史上2番目に若い38歳で就任。健康面の不安や賭博問題などの引責で辞任した武蔵川前理事長(元横綱三重ノ海)は、相撲教習所長に就任した。

 協会改革を目指す第三者機関「ガバナンスの整備に関する独立委員会」から提言を受けた暴力団等排除対策案についても大筋で承認。暴力団等排除対策委員会を設置し、委員長に伊藤滋外部理事を決めた。暴力団や賭博常習者との交際禁止規定も定め、違反者には懲戒処分を科す。

 広報機能の強化に関し、広報部長のサポート役を外部から公募するという独立委の案も了承。外部人員が務める監事として、元日本政策投資銀行副総裁の寺沢則忠氏(66)を2人目に加えた。

(共同)
 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ