中国、渤海湾に世界最長の橋を建設へ

 中国で、遼東半島と山東半島を直線で結ぶ世界最長の海上橋が建設される見通しだ。

 中国の「経済観察報」は17日、「中国政府が、遼寧省旅順と山東省蓬莱を結ぶ世界最長の道路・鉄道共用橋とトンネル建設を推進している」と報じた。「旅順-蓬莱」ルートの代わりに、遼寧省大連と山東省煙台を結ぶ案も検討しているという。

 「旅順-蓬莱」ルートの直線距離は106キロで、完成時には世界最長の大橋(中間部分はトンネル)となる見通しだ。建設費は2000億元(約2兆5200億円)から3000億元(約3兆7800億円)と予想される。完成すれば、これまで渤海湾沿いにCの字型に1400キロ、所要時間14時間だったルートが、わずか1時間と大幅に短縮される。

香港=李恒洙(イ・ハンス)特派員

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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