和牛など食肉を輸出販売するベンチャー企業「アディレクト」(京都市下京区)が、宮崎県で発生した口蹄疫 問題や円高の影響で経営に行き詰まったとして、自己破産申請の準備に入ったことが20日わかった。
9月上旬に申請の予定。
民間信用調査会社の帝国データバンク京都支店によると、同社は1999年に創業。米国やシンガポール、中東・ドバイなどに拠点を置き、和牛輸出で事業を拡大。米国向け和牛輸出では高いシェア(市場占有率)を占めていた。
しかし、円高の影響で今年3月期の売り上げは8億3700万円と、ピーク時の3分の1に減少。4月の口蹄疫発生では和牛の輸出停止措置が取られたため、経営が行き詰まった。負債総額は約12億円とみられる。
9月上旬に申請の予定。
民間信用調査会社の帝国データバンク京都支店によると、同社は1999年に創業。米国やシンガポール、中東・ドバイなどに拠点を置き、和牛輸出で事業を拡大。米国向け和牛輸出では高いシェア(市場占有率)を占めていた。
しかし、円高の影響で今年3月期の売り上げは8億3700万円と、ピーク時の3分の1に減少。4月の口蹄疫発生では和牛の輸出停止措置が取られたため、経営が行き詰まった。負債総額は約12億円とみられる。