[rock'n roll dialy]
2010.8.20.更新
2010年8月15日

 X JAPAN日産スタジアム

 今日はライヴ・レポなので、取材席。記事はSHOXXアリーナ37°Cの次号に載る予定だから、読んでね。

右が、X JAPANのパチンコ台。すごくゴージャスです。

 最後のアンコールの「ENDLESS RAIN」の前に、終演後に行われるYOSHIKIの囲み取材に出席するマスコミ陣は、プレスルームに移動する。ライヴが終わってからの取材だから、相当待たされるんだろうなと覚悟していたら、意外にも30分くらいで笑顔のYOSHIKI登場。ステージでも、白い歯を見せるシーンが何回もあったけど、とても穏やかな表情をしている。「」コールをしすぎたせいで、声はガラガラだったけど、ジョークも交えつつ、決定したアメリカ・ツアーの話など、今後のX JAPANの活動についていろいろと話してくれた。

 囲み取材が終わると、そのまま会場内の中打ち会場に移動。ここにはメンバー全員が来ていて、5人と言葉を交わすことができた。

 TOSHIと話をした時、「これ、1枚しかないんだけど、聞いて」といって、「クリスタル・ピアノのキミ」のCDをくれた。「あげちゃっても、いいのかな」なんていいながら渡されたのは、マスタリングを終えた時に作るコピー盤。タイトルも手書きで、多分、何枚も存在しないすごく貴重なものだ。

ここで、試聴できるよ! http://toshi-samuraijapan.com/top.html

 今だから、もう書いちゃってもいいと思うんだけど、3年くらい前、TOSHIの取材でとても悔しい想いをしたことがあった。この日記にも書いたと思うけど、音楽専科社から出た「hide BIBLE」の取材で超久しぶりにTOSHIの取材をした時、「もっと話したいことがある」というので、一般誌の取材をアレンジした。当時、彼は諸問題でワイドショーを賑わせていたけど、わたしが聞きたかったことはただ1つ。彼はX JAPANをやめた後、バンドに対して否定的な発言をしていたけれど、それはどういう気持ちで発した言葉なのか。 今はそのことについて、どう思っているのか。ゴシップには興味がなかったけど、それだけは聞いてみたかった。

 果たして、取材のとき、TOSHIはわたしの質問に真摯に答えてくれた。X JAPANを否定する発言をしたのは自分が弱かったからと素直に認め、「俺はX JAPANのオリジナル・メンバーであることに、誇りを持っている。ずっとYOSHIKIと苦労を共にしてきたし、幼稚園からの幼馴染なんだから、(その絆は)切っても切れないよ」と、笑顔で話してくれたのだ。隣で聞いていた事情通ではない一般誌の編集者も「感動しました」というくらいいい取材で、わたしもTOSHIがそういってくれたことがとても嬉しくて、原稿を書くのがとても楽しかった。

 ところが。チェックから戻ってきた原稿を見たら、そこの部分がごっそりと削られている。そのかわり、当時TOSHIが敬愛していた人への賛辞の言葉が、びっしりと並んでいた。

 編集部でもそのことは問題になり、「こんなパンフレットみたいな文章は、雑誌には載せられない」とTOSHIサイドと連絡をとろうとしたのだが、連絡はとれず。車内吊りや新聞広告にはもう告知を出してしまっているので、掲載を延期することもできない。原稿チェックから戻ってくるのが、最終締め切りギリギリのタイミングだったのでもうどうすることもできず、結局、その差し替えられた原稿が雑誌に掲載されてしまった。わたしにできることは、「これはわたしの書いた原稿ではないから」といって、クレジットをはずしてもらうことだけだった。

 この一件はかなりショックで、しばらくの間は「ライターって、何だろう?」「原稿チェックって、何だろう?」と悩んでしまった。

 そんなことがあったので、TOSHIが「クリスタルピアノのキミ」の音源を「聞いて」とくれたのは、その時のことに対する彼なりのメッセージのような気がした。歌詞もTOSHIとYOSHIKIの絆をストレートに表現したもので、TOSHIの伸びやかで力強い歌と繊細で暖かいYOSHIKIのピアノのコラボが素晴らしい曲。何も知らない人が聞いても珠玉のバラードだと思うだろうけど、2人のドラマを知ってる人は思わす涙ぐんでしまいそうな作品だ。まぁ、わたしの単なる思いこみかもしれないけれど(笑)、TOSHIがこのCDをくれたことはとっても嬉しかった

 その後、都内のオシャレなバーで行われた打ち上げへ。さすが、X JAPANという感じのとってもゴージャスなパーティだった。「ここはどこ?」と思うくらい国際色豊かだったし、ドリンクのオーダーに来たウエイターさんにシャンパンを頼んだら、「ドンぺリでいいですか?」といわれて、ビックリ。ドンぺリ〜! 悪いわけないじゃん(笑)。

 華やかな宴の中で、なんとなく居心地が悪そうだったのは、PATAちゃん。「ここ、なんとなく落ち着かないから、焼鳥屋にでも行かない?」というので、PATAチームと店先に赤ちょうちんがぶら下がっている絵に描いたような焼鳥屋へ。日産スタジアムで7万人の観衆を熱狂させた人が、その数時間後には狭い焼き鳥屋で焼酎を飲んでるのが、おかしい。いかにもPATAちゃんっぽいといえば、その通りなんだけど(笑)。昔、東京ドームを終えた後、阿佐ヶ谷の居酒屋で打ち上げをして、「このギャップがいいんだよ」と笑ってたhideちゃんを思い出した。

 hideちゃんといえば……。ライヴの翌日、衝撃的な記事がスポーツ新聞に載ってたことは、知ってる人も多いよね。ここに書いちゃっていいのかわからないけれど、打ち上げで話したメンバーはみんな、そのことに心を痛めていた。だって、誰一人として、そんなことを望んでいる人はいないんだから。もちろん、天国のhideちゃん自身も。いろんなボタンの掛け違いからすれ違いが生じちゃってるのかもしれないけど、きっといい形で解決すると信じてる。今までだって、数々の困難を乗り越えてきたバンドなんだから!

2010年8月14日

 X JAPAN日産スタジアム

 8月9日にアメリカシカゴで行われた有名なフェス「ロラパルーザ」で、全米デビューを飾った彼らが、約1年3ヶ月ぶりに日本で行うライヴは、収容人員7万人のスタジアム2DAYS。猛烈な暑さと時折ちらつく小雨の中、圧倒的な存在感を放つパワフルなステージを見せつけた。

入場者には、「初めてのパチンコガイド」が配られました。

 この日はライヴ・レポではなかったので、一般の招待客として入場。アリーナのとてもいい席で、ライヴを楽しませてもらった。TAIJIも含めて「7人のX」で演奏した「」は、まさに圧巻。どんなに波乱万丈なことがあっても、ライヴでは必ず感動を残してくれるX JAPANのコンサートは、やはり他のどのバンドとも違っている。

 ライヴが終わったあと、都内に戻って食事をするというSUGIZOと合流。「ものすごくおなかがすいた〜!」と悲鳴をあげてたSUGIちゃんだが、「(PATAとのギター・バトルに)悔いが残ってるので、食べたらすぐ家に帰って練習したい」といってる。普通のエスニック・レストランなのに、「車の中から、電話で注文したいくらいだったよ」とか(笑)。でも、あのライヴを終えた後に「家に帰って、練習したい」という彼は、ホントに根っからのミュージシャンなんだなぁと思ったよ。


2010年8月12日

 Jバースデー・ライヴ赤坂BLITZ

 ROCK IN JAPANでも、すごく熱いステージを見せてくれたJくんのライヴ。バースデー&ファンクラブ限定だったので、いつも以上にエネルギッシュでちょっとアットホームなライヴだった。

 この日は、Jくんの大ファンである和矛くんMASK、Guy”s Family)と一緒に行ったんだけど、ライヴが始まる前から「どうしよう、緊張してきた」と落ち着かない。

 終演後の中打ちでJくんと話した時もガチガチで、「いろいろ話したかったんだけど、いざJさんが目の前に来たら、緊張して何もしゃべれなかった」としょんぼりしてた(笑)。でも、きっとたくさん刺激をもらったと思うから、早く新しいバンドでカッコいいベースをプレイして欲しいな〜。

二階席にかけられていたファンからのメッセージ幕
2010年8月8日

 ViViD渋谷AX

 ものすごい勢いのViViDさんのワンマン。3回目のワンマンでAX、しかも全回ソールドだから、まさに飛ぶ鳥を落とす……とはこのこと。ライヴもその勢いをそのまま爆発させたような、若さと熱気あふれるステージだった。見に来ていたミュージシャンの多さも、特筆もの。それだけ彼らが、注目を集めてるってことだよね。

 終演後の中打ちでメンバー全員と話したけれど、みんなすごく充実したいい表情をしていた。ソールドアウトもインタビューで宣言していたので、「これからも、有言実行で頑張ります!」って、力強く話していたよ。次は、12月27日のCCレモンホール

2010年8月7日

 ROCK IN JAPANひたち海浜公園

 行ってきたよー、夏フェス! 実は、今まで夏フェスって、単体のアーティストを見に行ったことはあったけれど、お客さんと一緒にあちこち見て回ったのは初めて。暑かったけど、楽しかったよー♪

 一緒に行った人が、LAKE STAGE一番手のNIKO Touches the Wallsを見たいというので、朝7時過ぎに東京を出発。夏休み中の土曜日ということですごい渋滞に巻き込まれながらも、なんとか彼らのライヴが始まる頃に会場到着!

 それから、DEAD ENDSHAKALABBITSschool food punishment石毛輝のDJブース、筋肉少女帯と、あちこち移動しながらライヴを楽しんだ。メチャクチャ暑かったので一日でものすごい水分をとったんじゃないかと思うけど、全部のステージを見たし、いろんなフードも食べて、大満足。充実した一日だった!

2010年8月6日

 KIDDIEの取材。

 メジャー2曲目の「Calling」は、バンド感を前面に押し出した心地よいロックナンバー。プロデューサーの恩ちゃんJUDY AND MARY)とのレコーディングも順調らしく、みんな楽しそうにインタビューに答えてくれたよ。

2010年8月4日

 某新企画のために、お店の下見を3軒。暑い中、3つ歩いて回るのはちょっと大変だったけど、終わった後の一杯(ビール)を楽しみに頑張ったよ〜!

 え、何の企画かって? それは、まだ、ヒ・ミ・ツ(笑)。

2010年8月1日

 Daccoバンドとして、初ライヴ@O−WEST

「今回は、バンド形態でやります」という情報だけを聞いて行ったら、メンバーは、AYA/和予/ゆうき/S@TT-ONという知り合いばかりのラインナップ♪

 やっぱり新鮮だったよ、Daccoバンド・バージョン。おなじみの曲もバンド形態になるとずいぶん印象が変わって、楽しかった。またやってほしいなぁ〜。


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