MLBメニュー

ここから本文

MLBMLBのRSS

米が注目「ゴジVsイチ幻の対決」特集予定 (2/2ページ)

2010.6.23 05:02
操作メニューをスキップして本文へ
米が注目「ゴジVsイチ幻の対決」特集予定
96年オールスターゲームパ・リーグーセ・リーグ第2戦巨人・松井秀喜(左)の打席にイチローが登板で、野村克也監督(右)は代打を告げる【フォト】

 14年前の記憶が蘇る。1996年7月21日のオールスター第2戦。松井秀(当時巨人)は代打を送られ、投手イチロー(当時オリックス)との対決は実現しなかった。

 「野村(監督)さんに『どうする』と聞かれたんで『どっちでもいいです』と答えたら、『なら代われ』と言われたんです。仰木(監督)さんの遊び心が出たんでしょうけど、自分が監督ならやらないと思う。野手には野手、投手には投手の役割がありますから」

 ファンの論議を呼んだ“幻の対決”が、米国でも紹介されそうだ。今季2人は同じア・リーグ西地区に所属。しかもオールスター戦はゴジラの地元アナハイムで開催されるため、米メディアが球宴前の特集記事として取り上げるには格好のネタになるのだ。

 「イチローを登板させた監督は娯楽性があり、マツイに代打を送った監督は球宴をスター選手が真剣勝負する舞台という考えなのだろう。米国のファンも球宴に求めるものを考える記事になると思う」とはエ軍担当の米紙記者。すでに動画で対決が幻に終わった場面を見たという。

 松井秀は、ファン投票の中間発表でDH部門の2位。トップのウラジーミル・ゲレロ外野手(35)=レンジャーズ=に130万票以上の大差をつけられている。球宴前の話題だけに終わるのは、開催地のスター選手として寂しい限りだが…。



PR

フォト
96年オールスターゲームパ・リーグーセ・リーグ第2戦巨人・松井秀喜(左)の打席にイチローが登板で、野村克也監督(右)は代打を告げる
97年オールスターゲームパ・リーグーセ・リーグ第2戦イチローが登板で、野村克也監督(右)は代打に高津を告げた
97年オールスター第1戦ゲーム前談笑する巨人・松井選手とオリックス・イチロー選手。
99年プロ野球オールスター第2戦8回表1塁ベース上で談笑する松井一塁手(巨人)と安打出塁のイチロー(オリックス)
99年オールスターゲーム第1戦表彰式でじゃれる巨人・ 松井秀喜とオリックス・イチロー

企画特集

注目サイト