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厳しい暑さ、財布にも厳しい!サンマ1匹1000円!
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値段が高騰しているサンマ
Photo By スポニチ |
猛暑の影響で食卓がピンチだ。暑さに弱い高原野菜が軒並み値上がりする中、「庶民の味方」の代表格であるはずのサンマが1匹1000円に高騰、豊作であるはずのスイカも値上がりしている。家畜が夏バテ気味で生乳や豚肉の出荷量も減少。価格上昇の波は味覚の秋にまで押し寄せそうだ。
築地市場の鮮魚店の店頭に先月末から並びはじめたサンマ。時期は例年並みだが、様子が少し違うのが価格で、値札に書かれた800〜1000円の数字に、買い物客も「高〜い。これじゃ食べられない」と目を丸くする。敬遠する客を横目に、店主は「値段は昨年の2倍だよ」とため息交じりに話す。
東京都中央卸売市場の8月2週(6〜12日)では、サンマ1キロあたり高値3675円、中値1383円、前年同期が高値1050円、中値490円と比べると3倍以上。
サンマの高騰は水温上昇による不漁が影響している。19日に初水揚げとなった北海道・花咲港の水揚げ量は140トンと例年の10分の1程度。今後も大幅増は望めないこともあり、港には初日ならではの活気がなかった。
猛暑の影響で暑さに弱い葉もの野菜を中心に高騰が続く一方、豊作のはずのスイカの値が上昇している。
1キロあたりの卸値は168円で、前年同時期よりも60%もアップ。市場関係者は「残暑のおかげでスイカの人気はうなぎ上り」と説明する。
ブドウ、リンゴなども、高温でしおれたり、実に傷がつくなどの被害が続出しており、秋の味覚にも影響を及ぼしそうだ。
また、家畜の夏バテも深刻。中央酪農会議によると、乳牛の食欲が落ちた影響で7月の生産量は約8000トン減少しており、今月も減少傾向は変わっていないという。
豚肉も出荷が伸び悩み先月より100円程度値上がり。夏バテで「豚の成長が遅れているため」(日本養豚協会)という。この暑さ、お財布にも厳しいようだ。
≪東京都心、猛暑にひと息≫19日の東京都心の最高気温は33・1度と、4日間連続の猛暑日からは解放された。ここ数日に比べれば少しは過ごしやすかったが、それでも平年より2・4度も高い気温。20日以降の最高気温は30〜33度になる見込み。
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