2010年 8月 19日
海保ヘリ墜落事故 行方不明者の捜索続く
18日午後、香川県多度津町沖の瀬戸内海で、海上保安庁のヘリコプターが墜落し4人が死亡した事故は、依然1人の乗員が行方不明となっています。この事故は18日午後3時10分ごろ、香川県多度津町の佐柳島沖で、海上保安庁広島航空基地所属のヘリコプター「あきづる」が送電線に接触し墜落したものです。機長の藤本雅士さんら4人が死亡し、整備担当の大嶽智さんが行方不明になっています。海保によりますと事故発生9分前、事故現場から約4キロ南東にある高見島の廃船を調査中との連絡が入ったのが最後の交信だったということです海保では「廃船を確認するために高度を下げた可能性もある」との見方を示しています。また国土交通省の航空事故調査官が現地入りし、事故原因を調べています。現場では午後から墜落した機体の引き上げ作業が行われる予定です。

岡山市の住宅街で火事1人死亡
18日夜、岡山市の住宅街で火事があり、焼け跡から女性の遺体が見つかりました。18日午後7時半ごろ岡山市中区新京橋の自営業時宗知子さんの住宅付近から黒い煙が出ているのを、近所の人が見つけ119番通報しました。火は、時宗さんの木造瓦ぶき2階建ての店舗兼住宅の一部と隣接するアパートの一部を焼き、約30分後に消し止められましたが、焼け跡から女性1人の遺体が見つかりました。時宗さんは1人暮らしで火事のあと行方が分からないことから、警察は遺体は時宗さんと見て、身元の確認を急ぐとともに出火の原因を調べています。

秋の味覚ニューピオーネの収穫始まる
岡山県を代表する秋の味覚のひとつニューピオーネの収穫が美咲町で始まりました。岡山県下有数のブドウの産地・美咲町では現在150戸の農家が約40ヘクタールでニューピオーネを栽培しています。中でも標高約250メートルの高台にある柵原連石台地は、日中と夜の気温差が大きく、ブドウ栽培に適しています。このうち難波進さんの畑でも露地物の収穫が始まり、色づきや房の形を見ながら、丁寧に摘み取っていました。糖度は20度前後と甘みが強く大粒で、作柄は良いということです。収穫は来月中旬まで行われ、倉敷や広島などの市場に出荷されます。