洗脳教育の危険性
多感な年頃の子に見せるべきなのか?
小学生がシーシェパードと「ザ・コーヴ」を見て悩む。「日本人は調査捕鯨をすべきか?」
ユーチューブの無料動画で環境団体シーシェパードの抗議活動と映画「ザ・コーヴ」の予告編を見せたところ、多くの子ども達は日本の問題として本気で捕鯨について考え悩み、討論は大いに盛り上がった。教科書だけでは学ぶことができない、現実世界と子ども達を結ぶ貴重な学びになった。
http://www.kknews.co.jp/maruti/rensai/2010/0807_6a.html
この記事だけでは実際の所は余り把握はできないが、ただ私は一つの懸念を抱いた。子供達への視覚教育のありかたです。
教育現場の中でユーチューブの無料動画などを見せながら、子供達に意見を述べさせるということも、今後は急速に普及していくと思います。
それ自体は決して悪い事ではありません。しかし、今回のような余りにも醜悪な捏造プロパガンダの映画である「ザ・コーヴ」などがその題材として相応しかったのか?
私はこの記事を目にしたときに一瞬鳥肌が立つような恐ろしさを感じた。思わず「ザ・コーヴ」の予告編を再確認しましたが、やはりこれだけ見た小学生は不安な気持ちになったのではないか。
私がこの小学生の親なら学校に抗議したでしょう。世間でも上映について賛否両論があった。何故上映阻止運動まで起きた映画を多感な子供達に見せる必要が果たしてどこにあったのか?
改めてあの映画を鑑賞した槇やすともさんのブログから問題点を列記した部分を紹介しましょう。
1.漁民の同意を得ない盗撮であること。
2、漁民は自らが被写体になる事を拒絶していること。
3.イルカ肉に含まれる水銀値に根拠がないこと。
4.映画の中の「イルカ肉を鯨肉と偽装して販売している」は、嘘であること。鯨もイルカも総称して「鯨類」と表示されることは、食品表示法に適っていること。
5.最初から漁民を悪者と決めて、マフィアと呼称していること。
6.イタズラに漁民を挑発した部分は削除して、漁民が怒りを表す場面だけを映画で使っていること。
7.漁民の顔が映っている事が人権蹂躙であると認めて、アンプラグドはボカシを入れた。海外での上映ではボカシが入っていない。つまり海外の上映では日本人の人権が蹂躙が行われていることを認めている。
そういった類の映画である事。
以上の事実を熟知した上で、社会意識を持って鑑賞するなら問題はないと言えるかもしれない。
しかし、更に注視すべきことは
8.海を血の色に染めてイルカを駆逐するシーンに登場する漁民達が、これを鑑賞したり 同じ日本人が鑑賞している事を思った時の、精神的苦痛はどの様に救済されるのか。
イルカを捕獲することに対する罪悪感がPTSD(外的心因障害)のトラウマとして残るのではないか。
9.映画館において興行収入が上がることによって製作者の利益となる。
10.イルカを捕獲・食肉とすることは悪いことなのか。(日本の法律では問題ないが、一般的価値観としてどうなのか)
11.アカデミー賞を受賞するに相応しい芸術作品であるのか。
以上
これだけの問題点を列記されると、これは大人だって見た場合、相当な衝撃を受けるということが予想されます。特に8番目の問題ですが、これはイルカ漁をしている漁民だけでなく、日本人の社会全体を批判していることでもあるので、ショックを受ける日本人も出て来てもおかしくはないと言うことでしょう。
果たして小学生に見せて議論すべき対象なのかと言うことです。白人至上主義者による日本人差別映画であり、そこには犯罪組織であるしーシェパードの資金獲得という目的が隠されています。
日本社会にはこのような日本人蔑視に反対するどころか、逆にこれを積極的に許容して、あろうことか反日主義者と迎合する姿勢を見せる拝金主義者も多い。
この教育が一方的な外国の反捕鯨活動だけを教え、日本の捕鯨の歴史を無視したとすれば許されないことです。又、残酷だというなら同時に牛や豚が屠殺されるシーンも見せるべきでしょう。
片方だけの一方的な主張だけを見せて、それで論じさせるというのは、余り感心しないどころか、やってはいけない事でしょう。これはもう教育とは言わずに洗脳というべきです。
>多くの子ども達は日本の問題として本気で捕鯨について考え悩み、
そんな悩ませるような視覚教育など必要なのか?もっとやるべきことは沢山あるはずだ。情操教育という言葉もありますが、情感豊かな心を養うことの方が大切でしょう。
そう考えれば先ず見せるべきは、日本社会の美しさ、素晴らしさ、道徳とか芸術とか他に見せるべき価値のあるものは沢山あります。
何故か、今回のこの記事には寒気を覚えました。
←ブログランキング応援クリックお願いします。
☆桃ジャム販売のお知らせ
ジャムは3個以上からの販売です。3個で合計1500円です。
尚、この商品に関しては食品衛生法の適用があります。その責任はJA新ふくしまにあります。全ての商品にはそれを表示するラベルが裏に貼られていますので、それでご確認下さい。
ジャムは150グラム含有
賞味期限は2011年8月11日
送料 北海道 950円 関東 640円 中部 740円
関西 840円 中国 950円 九州 1160円
※ 送料は一箱の代金で、6個入ります。
注文はメールにて受付します。
fukushimaseto@gmail.com