私は戸田会長を尊敬しておりました。今も、戸田会長の本を持っておりますし、心に悩みを抱えた時などは開いて読んでおります。

インターネットで戸田会長の臨終について云々しているものを読みました。それによると戸田会長は悪相を現じて亡くなったそうです。非情にショックです。ただ、少し今まで疑問に思っていたことを書いてみたいと思うようになりました。

まず、牧口会長の哲学への偏重姿勢です。これについては誤りであったと、後に戸田会長自身も述べています。獄中でもカントの純粋理性批判を読んでいたと聞いたことがあります。観念の遊戯に没頭し、本当の信心を見失ったことが獄死という現証に繋がったと、僕は考えています。

次に、戸田会長の出獄の時期についてです。終戦直前の7月3日に釈放されています。なぜ、戦争末期のあの世相の中で釈放されたのか。その理由が分かりません。戦後にＧＨＱによって釈放されるのが、思想犯のセオリーだと思うのですが。

最後に、急死の原因について。人の死は不定です。私とて明日にも生きている事は確証をもって言いきることはできません。ただ、戸田会長は講演集か何かで、亡くなる直前の話として、自分の健康が良くなっていると話しています。酒もうまくタバコもうまく、目も見えるようになり、あと何年も広宣流布の戦いができると述べていました。その人が、急に心衰弱なる死因で急死し、悪相を現じるとはただ事ではありません。大聖人様への70万世帯の誓いも果たしております。そんな大罰をくらうような人ではなかったと思うのです。

すべては闇の中ですから、ここからは僕の推測になります。

戸田会長は自然死だったのか？ということです。僕は、もしかすると殺されたのではないのか？と思っているのです。あの人ならやりかねません。会長職の後継者も決めないで亡くなるというのも不自然すぎます。あの人ならやりかねません。

おそろしいことですが、僕にはそうとしか思えません。

戸田会長の出獄が転向によるものだったとしても、戦後に大きな罰をもらって昭和26年から7年で70万世帯を達成した功績で、その罪障消滅くらいは出来ているはずだと思うのです。

豪放磊落で、女や金にだらし無かったとしても、僕は戸田会長が好きです。傲慢なところもあったり、僧侶に暴行を加えて牧口会長の憂さを晴らしたこともあったのですが、それでも、口を大きく開けて苦悶の表情で真っ黒な顔というのは…泣けてきそうです。

たしかに、あれだけ死んだ人間の相について口やかましい創価学会で、戸田会長の死相について話を聞いたことがありませんでした。

詳しいいきさつを御存じの方がおいででしたら、お教え下さい。

追記：
http://toyoda.tv/taidan.htmに証言が載っていますので、確認してみてください。

タグ： 創価学会 , 戸田城聖 , 臨終

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