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今年の7月8日、敗訴と上告を繰り返し、最高裁まで持ち込まれた事案で、和解勧告がなされた。最高裁が和解勧告を出すことは極めて異例である。この事案を報じたメディアも「異例」と連呼した。
麻子女史のHPには、今利裁判が最高裁で和解した内容を掲載している。そう、これも「最高裁、異例の和解勧告」の1つである。 なぜ、最高裁が和解勧告を出すことが異例なのか? 最高裁は、高裁によほどの事実誤認や憲法違反などがない限り、高裁判決を尊重する。否、そもそも高裁判決に落ち度がなければ上告を受理しない。そういう状況の中で、上告が受理され、高裁判決を棄却し、和解を勧告するということは、異例なのである。 今利裁判では、今利氏の両親と黒鳥牧師、清水牧師を訴えている。高裁判決は原告敗訴。つまり、両親と牧師側の「拉致監禁はなかった」という主張が認められたのだ。 ところが最高裁では一転、「和解せよ」という判断をした。両親は「二度と拘束するようなことはしないように」と裁判所に説示され、和解した。これはつまり、両親は「拉致監禁をした」と認めたこと同じである。 ところが、牧師側は和解をしなかった。よって牧師側には高裁判決が適用された。これがヨシュア2002氏が言うところの「完全勝訴」である。 いやいや、これは完全勝訴ではありえない。最高裁の勧めに従わなかっただけだ。むろん、勧告に従えば「拉致監禁をした」と認めてしまうことになるから、当然だ。しかし、両親は拉致監禁を認めてしまった。両親には「良心」があった、ということだろう。 したがって、完全勝訴ではない。完全敗訴とまでは言えないが、明らかに「負け」である。 牧師は、魂の救済をするべき聖職者である。もし仮に、彼らが拉致監禁をしていなかったとしても、司法の最高峰である最高裁判所が「和解しなさいな」と勧めているのに断るというのは、魂の救済者の立場ではなかろう。 「私は拉致監禁という意識ではなく、カルトからあなたを救うために保護し、説得をしていたつもりでした。しかし、あなたにこのような苦痛を与えてしまいました。我が国の司法の最高峰である最高裁で和解を勧めていますので、それに従います。誤解を与えてどうもすみませんでした。あーめん」 こう言えばよかったではないか。それが聖職者の姿勢であろう。 ところが「完全勝訴!」と大喜び。なんじゃこりゃ? ホントに牧師かよ? 単なる被告人じゃねえか。 もし高裁までの主張である「拉致監禁はなかった」ということが嘘八百であったら? 牧師が裁判所で、宣誓下で嘘をついたことになる。宣誓とは、神の前に誓うことと等しい。牧師が神に嘘を言ったことになる。いいのか? ネットにごろごろ転がっているヨシュア2002氏の蛮行証言、日本基督教団 清水与志雄牧師による拉致・監禁裁判への陳述書より。 >またこの日清水与志雄牧師は >「嘘つきはだめである。あなたがたは嘘をついている」と主張し、 >「この世の最も重大な犯罪は嘘をつくことである」と主張しました。 やはり、キリスト教でも嘘は大罪であるようだ。 ヨシュア2002氏の嘘が暴かれたとき、彼は自らの言葉で裁かれるのである。 あーめん。 同陳述書より。 >7月25日に清水与志雄牧師が601号室に来たとき、 >最初に監禁に関して、 >「信教の自由や憲法には関係なく『私の神様』の正義であり、 >このような監禁は問題がない。 >統一教会の人達は絶対に私の言うことを >聞かなければならない」と言いました。 >そして、「私の言うことを聞かない限り、 >そして統一教会を辞めない限り、 >ここから一歩も外に出さない」と言いました。 恐ろしい言葉である。信教の自由も憲法も、彼には関係ないそうだ。彼の神の正義が優先するらしい。いかにも異教徒を虐殺してきたキリスト教らしい表現だ。だから「このような監禁は問題がない」のだそうだ。はっきり監禁を認めている。確信犯である。 ヨシュア2002氏の嘘が暴かれたとき、彼は自らの言葉で裁かれるのである。 あーめん。
清水氏の陣営は卑怯にも、両親・親族との間で和解したことを一切、発表していません。
日本基督教団の機関誌「教団新報」でも、最高裁が上告を棄却し、完全に勝利したと報じていただけでした。まさにデマゴギー以外の何者でもありません。 反統一・拉致監禁容認派も、和解のことは知らされていません。それで、「保護説得」はなかったと錯誤しているのです。 彼らが裁判闘争の戦術の核にそえたのは、「保護説得はなかった」という徹底した「真実の否定」でした。しかし、「真実の否定」はいつかはボロが出る。最高裁の和解勧告の事実がそれです。だから、今度は最高裁の真実についてもシカトせざるを得ない。 ビラが撒かれても、ブログでちょこっと吠えただけで、沈黙せざるを得ない。 早川さんが指摘している通り、謝罪すればそれで済んだはず。嘘をつくことを戦術の核にしたため、97年の事件なのに、13年後の今でも批判にさらされることになってしまった。 嘘の代償はとても大きいとしみじみ思う次第です。 なお、今の火の粉ブログに、ここでの記事を紹介しておきました。 (August 19, 2010 17:09:25)
米本さん
> 清水氏の陣営は卑怯にも、両親・親族との間で和解したことを一切、発表していません。 自分に都合の悪い情報は一切伝えないのがマインドコントロールを使う反カルトの常套手段ですからね。 > ビラが撒かれても、ブログでちょこっと吠えただけで、沈黙せざるを得ない。 小生も、あのビラを見たときにはマジで驚いた。写真入りで名指しであんなことを書いたビラが、教会の周りにまかれたんだよ。それで反論があれっぽっち。フツーでは考えられないね。 >早川さんが指摘している通り、謝罪すればそれで済んだはず。嘘をつくことを戦術の核にしたため、97年の事件なのに、13年後の今でも批判にさらされることになってしまった。 > 嘘の代償はとても大きいとしみじみ思う次第です。 ま、キリスト教でも嘘は大罪らしいから、彼が宣誓下の裁判で嘘を言ったとなれば、死ぬまで(死んでも)神さまから追及され続けるだろう。南無阿鼻あーめん。 (August 19, 2010 22:02:11) │<< 前へ │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |