チエリアンです・・・ パンチラの箱を開けると最後に何が残ってますか？ チエリ...

bagdat_cafeさん

その昔、人間界には男しかいなかった。
しかし、天界には男神も女神もいた。
人を創りし男神は人間相手に「天界はな「女」ってのが居てなぁ、その股間の魅力と言ったら・・・・」と煩悩を振りまいたため、天界の王により岩山に縛り付けられ、毎日「急所」を鷲に食われてはまた生えるという、生き地獄の目にあうことになる。
しかし、萌えを知ってしまった人間どもを放置しておくと、遠からず女神フェチとホモとオカマのみになってしまうと、知恵の女神から予言を受けた天界の神々は、「人間の女」を作って人間界に送り込む事にした。
人間界最初の花嫁である。
男共のしょうもない発想に生理痛を起こしながらも、女神達は自分達が身に付けている「男を篭絡し、尻に敷く術」を授けるべく行動を起こした。
森の女神がきこりの神をたらしこんで、嫁入り道具を収める箱を作らせた。不細工なきこりの神は、喜び勇んで女神のレリーフをきざんだ箱を作り上げた。セクハラになるといけないので、エロを抑えて胸元も太ももの付け根も、見えるか見えないかていどにした女神のレリーフだった。
これを見た女神達は「あらパンチラじゃない」「これが大切なのよ」「そうそう、ガバっと開いちゃったら負けなの」などと花嫁にアドバイスしながら、各々取っときの勝負パンツを箱に入れて持たせることとした（当時まだブラやキャミやガーターは無い）。
こうして勝負パンツが詰まった「パンチラの箱」は、人間界最初の花嫁の秘密兵器として持参されたのであった。

しかし、男ばかりの中に、美女がたった一人である。
もつハズが無い。早々に花嫁は公衆便所状態となり、女神達の言いつけを守どころではなくなったし、勝負パンツ使うまでもなく男は次から次へとのしかかってきた。
こうして下半身ボロボロになって疲れ果てた花嫁は、「一気にガバっと開いちゃダメよ」という女神達の言いつけを忘れて、代えのおパンツを切らした時に、ついパンチラの箱を「ガバっと」開けてしまったのであった。
もともとが女神達の勝負パンツである。外で花嫁が夜に日をついで公衆便所状態なのにしまいこまれて出番が無く、鬱積がたまっていたからさぁ大変。
大きく開け放たれたパンチラの箱から、いっせいに勝負パンツが飛び出したのだ。慌てた花嫁が必死に蓋を閉めようとしても、欲情にみなぎった勝負パンツを留める事など適わず、全ての勝負パンツが飛び去ってしまってから、やっと蓋を閉めることが出来たのでした。
すると、中から箱を叩く音がする。今度は言いつけどおりに、慎重にそっと蓋を開けて隙間から覗き込むと、箱の隅っこ純白の綿のパンツがありました。「あら、こんな色気の無いパンツ、なんで勝負パンツの中に入っていたのかしら？」花嫁は怪訝に思いました。た。
すると、白いパンツは言いました。「私は清潔の女神に入れられた勝負パンツです。他の勝負パンツのように透けてたり紐だったり要らない穴が開いていたりせず、綿製で軽くないので出遅れてしまいました。私も他の勝負パンツさん達の様に外に出してください」
花嫁が困っていると、知恵の女神が現れました。
「お前は言いつけを守らずに、パンチラの箱を「ガバッ」と開けて勝負パンツを人間界にばら撒いてしまった。その罰として、人間の男女が交わる年齢以降になると、世に散った勝負パンツがお前達人間を惑わすであろう。男は勝負パンツに惑わされ自らを失い、女は勝負パンツを惑い自らを失うであろう。」
花嫁は恐れおののいてしまいました。すると、女神は続けて言いました。
「しかし、白の綿パンツは残ったので、この綿パンを希望としよう。男女の交わりする前に白の綿パンをはく女性には、貞操の守護を与えよう。掟を破って「ガバっ」と見せるような事をした時は、その守護は失われるので、気をつけよ。」
そして、最後に知恵の女神は念を押しました。「繰り返し女神全員からの格言を申し渡すぞ。「ガバっと広げるような事をしてはならない」だ。心せよ」

こうして、白の綿パンツは人間の女性の元に残りました。
ですから、男を知った女は男をたらしこむために勝負パンツに血道を開け、男はそれに惑わされるのです。
そして幼な娘は、白いパンツをはいて自らの身を男の毒がから守り、女神の言いつけどおり、白いパンツの時には「チラっ」としか見せないのです。
その証拠に、日本で発行されている漫画では、処女、若しくはそれを期待される女性描写の場合、パンチラの98％は白であるという統計結果がでている。
～～民明小房刊 「神々の見えざる屁」より～～