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竹内結子ら「エブリデイ殺人現場」

今秋放送スペシャルドラマ「ストロベリーナイト」(フジテレビ系)の主演・竹内結子をはじめ、共演の生瀬勝久、武田鉄矢が撮影の合間を縫って、自身の役どころやドラマの見どころを語った。

竹内演じる主人公・姫川玲子は、高校時代、自身もある事件に巻き込まれた経験をきっかけに刑事を目指し、ノンキャリアで成り上がった警視庁捜査一課の女性刑事。演じるにあたって、「姫川はひらめきで物事を解決していくタイプで、感情の波がよくわからない。どこに自分なりの気持ちが入っていくのかなってところを気をつけながら演じています」と役作りの苦労を語り、初挑戦となる刑事役については「毎日スーツを着ると、気持ちがピリッとしますね。階級社会の中で、自分より年上の人を顎で使うのには抵抗あったが、逆にピラミッドな組織だからこそルールに厳しくいられるのかなと思う」と新境地の感想を述べた。

姫川とコンビを組む井岡を演じた生瀬は、役柄について「ディープな関西弁での役、緩衝材になればいい」と語り、初共演となる竹内については「きれいですね...」と一言。「動きといい表情といい、関西にはいない方です...。」と話し、会場の笑いを誘った。ドラマの見どころについては「現場でできた『ストロベリーナイト』に仕上がっているので、個性的な方が集まって、それぞれの気持ちが入ったドラマになっているんじゃないかと思います」と原作とは違う、新たな魅力を語った。

また、事件の鍵を握る姫川のライバル刑事"ガンテツ"こと勝俣警部補を演じるのは武田鉄矢。「とにかく悪い奴を憎む。現代に起こっている事件は、犯人の事件を奇妙に守られてて、被害者の人権が守られていないことに怒りを持っている」と自身の役どころを語り、役作りについては「犯罪ドラマをやるときには、宗教のような強い芯を持っていないとにじみ出ない気がするため、宗教上の言葉を1行だけ必ず入れてほしいとお願いする。今回は旧約聖書。ヒロインのお嬢さん(竹内)を見て、キリスト教で行こうかなと思った」と俳優魂を見せた。刑事という職業柄、殺人現場での撮影が多い事について「エブリデイ殺人現場。休憩所も実際に使われていた病院だから血の染みがついている。竹内さんは出番でもないのに廊下をウロウロ、私は個室の固い椅子でじっとしていました」と皮肉を織り交ぜながら「いい現場でした」と語った。

スペシャルドラマ『ストロベリーナイト』
2010年秋 放送予定

関連リンク(フジテレビ):広報女子「広報のおしごと」会見レポート

最終更新 2010/05/30 15:37


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