本日から100万アクセス達成記念として、
ラ・ピュセル小説の2話後半部分の掲載をはじめます。
前回はちょっと細かく分けすぎたんで、今回は4回に分けて公開します。
たぶん。
これまでのお話リンク
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 2−5話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 2−4話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 2−3話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 2−2話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 2−1話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 1−5話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 1−4話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 1−3話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 1−2話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 1−1話
ラ・ピュセル†ラグナロック 二次創作小説 イントロダクション
「こ……この姿は……」
ようやく目を覚ましたキュロットは異様に変わり果てた自分の姿に絶句した。
目の前にはどこから持ち出してきたのか、大きめの姿見が配置され、
彼の全身が映り込んでいる。
「どうかしら? よく似合っているでしょう?
着付けに苦労したけど、その甲斐あっていい出来映えだわ」
姿見には純白の花嫁が映っていた。
ワンショルダーのドレスの肩口には大きなレースの花が咲き、
そこから可愛らしいフリルが、緩い螺旋を描きながら、幾筋も降りてきている。
流れに添って施されたパールがキラキラと輝き、
まるで星のカーテンを纏っているかのようだ。
細身にあつらわれた上半身とは対照的に、
釣り鐘のように後方に大きく膨らんだスカートは、
姿見の枠からはみだすほど大きい。
白いロンググローブの甲にも上品な花飾りが施され、
細いリボンがツタのように肘に絡んでいる。
額に輝くティアラには白い宝石がふんだんに散りばめられ、
顔を動かすたびに光を反射してきらきらと瞬いた。
美しいウェディングドレスだった。
王宮の人間が着るような華美な装飾こそ無いものの、その分意匠を凝らし、
素朴ながらも可愛らしさと気品が同居したデザインにまとまっている。
キュロットも豪奢な美より清廉な美を好ましく考えている。
こんなドレスを着た花嫁には心からの賞賛と祝福を惜しまないだろう。
だが……。
着ているのはキュロット本人である。
このドレスは間違っても男が身につけるものではない。
その証拠に、胸元には息苦しくなるほど大きな詰め物が入れられている。
肌には薄く白粉(おしろい)がまぶされ、
口唇にも鮮やかな紅がべっとりと引かれている。
目元にもなにやらごてごてとした化粧が施されているようだった。
あからさまに睫毛の輪郭がくっきりして、
まるで本当に女性のような風貌に変わっている。
「アルエットさん、これは一体何のイタズラですか!」
「何って? ペットのキュロット君には今日から女の子になってもらいます」
「な……何を言って……」
「だって……ほら!」
そう言うとアルエットはキュロットのドレスのスカートを捲り上げる。
臀部をひんやりとした外気に晒されて、はじめて彼は気づいた。
自分がドレスの下に何も履かされていなかったことを……。
「せっかくここにオマンコを作ってあげたんだから……。
オチンチンよりずっと気持ちよかったんでしょう? そう……言ってたわよね?」
「あ……うあ……はぁ……」
二本の指でぐりぐりと菊穴を弄られると、それだけで腰から力が抜け、
抵抗する心が霧散していく。
「ほら、しっかり立って。もう腰が砕けそうになってますよ?
ふふふ、こんなに柔らかく吸い付いて……。
ずいぶんと食いしん坊なお尻ですね。あさましいわ」
「そ……そんな……ボクは……」
「ダメですよ! ボク……だなんて……。」
「うひぃいい!?」
さらに一本、薬指が差し込まれる。
三本指を束ねた太さはペニスに迫る直径になっているが、
ゴムのように良く伸びる入り口は、
より大きな異物の侵入をすんなりと受け入れていた。
「コレットは女の子なんだから、自分のことはちゃんとわたしって言わないと……」
「こ……コレット!?」
突然聞き慣れない名前が出てきて思わず聞き返すキュロット。
「ふふふ、女の子らしい名前を考えてあげました。
キュロット(Culotte)の綴りを少し崩してコレット(Colette)。
ね、どうです? 可愛らしくていい名前でしょう?」
「そんな名前いりません! ボクの名前はキュロットです!」
「……むぅ。反抗的ですね。それじゃあ試してみましょうか」
「た……試すって。何を?」
スカートの下で、キュロットの尻に何か固くひんやりとしたものが押し当てられる。
「こ……これは昨日の……」
「あら、感触だけでわかるなんてさすがね」
キュロットは自分の花嫁姿に気を取られて気づいていなかったが、
アルエットの股間には彼をさんざん狂わせた
あの黒いペニスがそそり立っていた。
その硬質の感触は忘れようにも忘れられない。
「お願いです。や……やめてくだ……はぁぐっ」
「うーん……魔法無しだとまだちょっと固いようですね。でも大丈夫。
すぐに馴染みますよ。昨晩、あれだけぐにゃぐにゃにとろけていたんですから」
回復魔法による麻酔と治癒がない状態での挿入には強い痛みが伴う。
反射的に括約筋が引き締まり、異物の侵入を妨げようとするが、
アルエットは構わずぐいぐいと腰を押し出してくる。
「ほらほら、息を吐いて力を抜きなさい。
固いウンチをするときの要領を思い出して!」
「は……はひい! すぅ〜〜はぁ〜〜〜〜っ、すぅ〜〜〜っ、はぁぁ〜ぁぁぁ〜っ」
体を串刺しにする衝撃に息が詰まる……が、
必死に息を吐き、少しずつ、少しずつ肛門の力を緩めていく。
緩めれば緩めるだけ埋められていく切羽詰まった圧迫感に脂汗が滲む。
苦痛に顔を歪めるキュロットとは対照的に、
アルエットは涼しい顔をしながら容赦なく腰を押し込み、
ついに張り型は完全に根本まで埋まってしまった。
「はい、結構。そして……、ふふふ、前の方も固くなっていますね。
お尻をえぐられてトコロテンを期待してしまったのですか?」
ドレスのスカートの中のペニスを軽く握られる。
アルエットの言う通り、肛門を貫かれただけで勃起している情けない下半身に、
キュロットは自己嫌悪を感じずにはいられなかった。
「さて、これからひとつ賭けをしましょう」
「賭……け……ですか? うっぷっ……」
アルエットの張り型はキュロットの腸内深くに埋め込まれたままだ。
少しでも気を抜くと吐き気を催しそうな異物感に耐えながら、
キュロットはアルエットの唐突な提案に眉をひそめた。
「そう。簡単なゲームです。今からわたしが貴女の名前を尋ねますから、
キュロットかコレット、どちらか好きなほうで答えて下さい。
キュロットと答えたら、こうやってオチンチンをしごいて気持ちよくしてあげます」
宣言と同時にキュロットの勃起にアルエットの両手が絡みつくと、
そのまま二人羽織のような体勢で猛烈な手淫が開始された。
もともと勃起していたペニスは早くもバキバキに硬度を増し、
腰の奥から何かがせり上がってくる感覚がこみ上げてくる。
「どうです? 亀頭がレースの粗い編み目に擦られて気持ちいいでしょう?
オチンチンが揺れる度に巻き付いたドレスが
先端をしごきつづけてくれるんです」
「あ……はふ……だめです! アルエットさん。
ドレスを……ドレスを汚しちゃうっ! うあぁっ……ああっ!」
アルエットの言葉通り、
白いレースの感触は経験したことのない快楽を送り込んでくる。
最も敏感な鈴口がレースの編み目にシュルシュルとヤスリがけされて、
鋭い刺激に思わず腰が浮いてしまう。
「ああっ! これだめ! うああっ、アルエットさんの手がっ!
やめてっ! 速くしないでっ! はああっ! レースのざらざらがっ!
おちんちんの先っぽが熱いっ! もう我慢できないっ!
ドレス汚しちゃううぅっ!」
「ふふっ、コレット、わたしは知ってますよ。
貴女は快楽に耐えられない弱い娘……。
抵抗なんてするだけ無駄……。そうでしょう?」
「うああっ! そんなこと言われたらっ! だめっ! 出るっ! でちゃうぅぅぅ!」
アルエットの優しい声にそっと囁かれた瞬間、
必死に我慢していた心の芯がぐにゃりと折れ曲がり、
溜まりに溜まった情欲が一気に決壊した。
ブリュッ、ブリュリュッ、ブビュルルルルル〜〜〜ッ!
スカートにくるまれ、出口をふさがれた状態での射精は逆流が凄まじい。
キュロットのペニスも、アルエットの両手も、
粘ついたザーメンでどろどろに汚れてしまっているのが、
スカート越しにもはっきりわかった。
「あらあら、早いわりには、ずいぶんたくさんぶちまけてくれたみたいですねえ。
そんなに自分の女装姿に興奮していたんですか?」
「ちっ、違いますっ!」
「まあ、いいでしょう。貴女がきちんと女言葉を使って、
『わたしはコレットです』と、答えてくれれば……」
激しい射精に脱力するキュロットに休む間も与えず、
ペニスを解放した両手が、今度はキュロットの腰をしっかりと掴みあげる。
どろどろの粘液で滑らないようにがっちりと爪を食い込ませると、
アルエットはそのまま腰を弓のように引き絞り、バネのように突き出した。
「こうやって思いっきりオマンコを突いて感じさせてあげます!」
ズブリッ!
「あぐぅぅぅぅぅっ!」
まだ堅さの残る尻肉を、力尽くで強引に割り開いていく。
「き……きつっ……うあ……おああああ……おしりがっ、
おしりがさけるぅぅぅう! があああああ!」
「我慢しなさい! すぐに馴染んで気持ちよくなってくるわ」
「あっぐっ! そんな……。うああああ!」
だがアルエットの言葉通り、五回も腰を往復させる頃には、
目に見えて抵抗が少なくなってきた。
苦痛をにじませていたあえぎ声が、
どこか甘えたような切ない鳴き声に変わっていく。
「ああう……うぐぅ……ふ、深い……はあぅ……おしりぃぃぃ……」
「ほら、ごらんなさい。貴女のオマンコが一番の好物を忘れるわけないんだから。
すぐに濡れ濡れになって喜んで受け入れてしまうのよ」
アルエットの言葉通り、肛門からはくぐもった水音が聞こえはじめていた。
まるで本物の女性器のようにじくじくと腸液が湧きだし、
異物の侵入を助けているのだ。
「あへぁっ……ぐはっ、こんなっ……ふぅぅ……んふううん……」
「ケツマンコが思い出したんだから、
すぐに貴女自身もわたしのオチンチンの良さを思い出すわ!
ほらぁ、さっさと抵抗をやめて溺れちゃいなさい!」
「うあああ、ボクのおしりぃっ、 ボクのおしりがへんっ! へんだよぉ!
なんでこんなっ! ボクは男なのにぃっ!うあはあああっ!」
排泄器官から沸き上がるアブノーマルな快楽を、
キュロットは必死に否定しようとする。
だが、いかに変態的なセックスであっても、
愛しいアルエットとの営みだと考えると、気分が浮き立つのを抑えられない。
いくら女としての快楽を否定しようとしても、キュロットはアルエットを拒めない。
アルエットのペニスを拒むことは出来ないのだ。
彼女がひと突きする度に大きくなる肛悦は、着実に彼を追い詰めていた。
「あぅっ、だめっ、だめなのに! 昨日の感触が蘇って……。
はあっ、はうぐっ! くるっ! きちゃう! ああ、ダメっ!
ボクを見ないで下さいっ! 見ないでぇぇぇぇぇぇっ!!」
ついにキュロットはアナルでの絶頂を迎えた。
獣のような咆吼を上げながら、ガクガクと痙攣に身を震わせる。
「ふふ、しっかり見せて貰ったわ。
お尻の穴で昇り詰めるコレットのだらしないイキ顔。うふふふふ……」
「ではルールも理解していただけたところで、
そろそろゲームの本番を始めましょう」
数分の休憩を挟み、再びアルエットが声を掛ける。
その顔は実に楽しそうで、見ているキュロットの顔も思わずゆるんでしまう。
闇の心に感化されておかしくなっているとはいえ、
彼女は今でもキュロットが唯一思いを寄せる憧れの異性なのである。
「さあ、可愛い花嫁さん。貴女のお名前を教えてくれますか?」
「ボクの名前は……キュロットです!」
鏡越しにアルエットの目をしっかりと見据えながら、毅然として名乗りをあげる。
「そう? じゃあまた、オチンチンの方を気持ちよくしてあげますね」
彼女の思惑に逆らって男性としての答えを返したというのに、
アルエットは不満そうな顔も見せず、いっそ楽しそうにペニスを掴み、
ぐにぐにと揉みほぐすようにしごいてくる。
「うふふ、さっきたっぷり手にぶちまけてくれたザーメンが、
丁度いい感じでローション代わりになってくれるわね」
グジュッ、グジュッ、グジュッ、ググジュッ!
潤滑剤に塗れた両手はいよいよ自在に動きだし、
単純にサオをしごくだけではなく、睾丸をリズミカルに揉みあげたり、
亀頭を包んだ手のひらを回転させたりと、
先程とは比較にならないほど多彩なテクニックを駆使してくる。
「あうう、アルエットさんの手の動き、いやらしすぎるぅ。
うわっ、こんなっ、こんな気持ちいいのって……、 あひぃいい!」
緩急織り交ぜた技巧の前に、早くも腰が浮き、両足が指先までピンと伸びてくる。
キュロットが二発目の射精に追い込まれるのはもう時間の問題だった。