復興特区創設、他の家畜病も防御＝宮崎県が口蹄疫復興方針案

　宮崎県は18日、口蹄（こうてい）疫からの再生・復興方針案を発表した。関係者からの意見を踏まえて、近く正式な方針を示す予定。方針案には口蹄疫以外でも家畜の生産性を落とす疾病が存在しない畜産地域の構築や、被害多発地域での「復興特区」の創設などが盛り込まれた。
　方針案では、早急な県内経済の回復、全国のモデルとなる畜産の再構築などが大枠の目標として示され、短期・中期・長期に分けて取り組んでいく課題を設定した。
　個別的には、感染経路の解明などを基本とし、全国のモデルとなるような、家畜の成育を阻害する牛白血病など、口蹄疫以外の特定疾病も存在しない畜産地域を一部に構築する。　

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