動物愛護団体ARK-ANGELS 代表ブログ「ずばり一言!」

劣悪ブリーダーと行政



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先日、奈良県吉野の山中に捨てられた犬たちの行方や、運よく保護された犬たちの顛末が気になり調査をしていた。
通報も多くあり、何とかしてほしいとのお願いもされています。

情報もたくさん頂いたが、現在、警察も捜査中なので遺棄をしたブリーダーの公開も控えています。
100頭の小型犬を軽トラックに積み、山中へ捨てに行った。
ためらっているうちに40頭ほどが逃げた。という。
動物の遺棄の判断はあったが実際は逃げた。というのだ。
「嘘つけ」と言いたいが
遺棄した事実が認められない以上、法的には罪にはならない。
本人が名乗り出て「逃げました。」というのだから遺棄行為ではない。と法解釈して警察も立件は困難を極める。
遺棄未遂なのだろう。

現在、保護している保健所も飼主が判明したら元の飼主に返す。という。
警察の捜査が終わればだが、ブリーダーの元に戻れば、今度はどのように処分するのだろうか。

遺棄が犯罪だとわかれば、今度は行政に幾ばくかの金を支払い、殺処分を依頼するのだろうか。
またまた、小分けにして捨てるのか。
はたまた、同業者へ一括で売り飛ばすのか、差し上げるのか??
そして同業者の手に渡れば今までと同様な環境下でひたすら繁殖用にこき使われるのか!

いずれにせよ、過酷な運命になることは想像に難くない。

情報が錯綜する中、1件の有力な情報が入り、昨日、東大阪市のブリーダーの元へと行き着いた。
犬舎内には200頭近い犬と数匹の猫が居た。
いつもながらの悪臭が漂い、全頭が泣き叫んでいた。
私には「助けてくれー、ここから出してくれ〜!!」としか、聞こえない。

200頭をたった一人のアルバイト男性が世話をしている。
ここのオーナーは不在だ。
犬が妊娠したら取りに来るという。

連絡が取れて本人と話し合ったが、遺棄未遂の犯人は私ではない。と言い張る。
「私は犬を大事にしている」と、
「では、今の施設の現状をみて犬たちの飼育は万全か!衛生的にやっていると思うか?」
「・・・・・」
「狂犬病のワクチンは打っているか?登録はしているか?適度な運動をさせているのか?」
「・・・・・」「行政より指導があり猶予をもらっている。そのうちにします」
「違うだろ。犬を飼養したら30日以内に狂犬病予防注射を接種し登録をしなければいけないし罰則規定がある。違反です」
「わかっています・・・。行政と相談しているから・・・」
「今後はどうするのか?施設の改善はするつもりか?」
「今、移転先も探しています。繁殖業は続けるつもりです」
「不要犬を手放す考えは有るか?」
「頭数を少なくするから引取りはしてくれますか?」
「貴女のブリーダー業の後始末など出来ない。ブリーダー業を廃業して全頭を手放すのであれば検討はする」
「・・・・・」

以上がおおまかな交渉だったが、まだ現実を理解できていないようだ。

犬を動物を商売道具にして使い、こき使い、子犬を産ませ利益を貪る。
運動する場所もなく小さなケージに7〜8頭を入れ、毎日、新聞紙の掃除を若いアルバイト男性が一人で世話をしている。
200頭も、だ。
近隣では悪臭と鳴き声の凄さに苦情の連発らしい。
近くには幼稚園や小学校が有り、登下校の通学路に施設が有る。
入口の扉は壊れていて、いつ、逃げ出して児童を噛むかもしれない。
狂犬病ワクチンを打っていない200頭の犬たち。
いくら狂犬病の清浄国といえども住民が不安に思うのは当然のこと。

監督官庁の大阪府、東大阪市には現状を報告した。
以下、大阪府動物愛護グループとの会話
「劣悪な環境下で飼育されているブリーダーの実態の画像です」と撮影した画像を見せた。
「・・・・・」
「改善指導は行ったのか?」
「以前から指導は行っていました。」
「では、指導を受入れて改善したのか?その後のチェックは行ったのか?」
「・・・・・」
「狂犬病ワクチンは?畜犬登録は?」
「それは管轄が東大阪市なので、そちらで管理しています」
「そんな事はわかっている。大阪府は東大阪市の上級省だから市に指導する権限はあるはず」
「いや、府と市が協力してやらなければいけないと思っています」
「それはやっているのか?」
「連絡は取り合っています」
「狂犬病と登録は東大阪市の管轄で大阪府の管轄外であるなら、動物取扱業の管轄は大阪府ではないのか」
「管轄はそうですので、指導を行っています」
「では、過去に何回、指導をしたのか?また、直近では何時に行ったのか?」
「過去は・・・・。直近は・・・・・」
「現場は劣悪で、この暑さでは死亡する可能性が大であり、子供たちの通学路に施設は位置している。早急に現地へ行き、改善をさせてほしい」
「現在、大阪府警と相談していますので・・・・」
「なぜ、大阪府警なのか、大阪府が動物取扱業を許可しているのだから管轄が行えばよいのでは」
「いや、府警と共同で、立入りの問題もあるので・・・」
「取扱業の取消しも視野に入れて指導を行い、勧告すべきな現状です。命令を出すべきです」
「早急に実行してください。行政がこのままであればANGELSが告発します。」
「同時に行政も怠慢であると告発対象になる。なぜなら狂犬病予防法違反や畜犬登録の違反の事実もあり、知りながら猶予を与えているならば、法令違反になる」
「法律は何人も遵守しなければならない義務と法令違反者には罰則を科す権利が行政機関にはあります」
「それとも行政は法違反を猶予する権限があるのか?」
「いや、できるだけ早急に行いますのでしばらく、お待ちください」
「では、数日の間にブリーダーを訪問し点検と指導を実施してください。自宅にも犬が相当数いるそうですからチェックをお願いします。届出は店舗住所だが、自宅で繁殖をしているという情報があるので、その住所では無登録のはず。確認して報告をしてください」
「わかりました。」

東大阪市の対応は後日に。


現場の状況は、
小さな小型犬のサークルに3〜8頭を入れ、その上にベニヤ板を置きサークルを乗せている。
上の子が暴れたら落下するだろう。
このようなケージが数十個ある。
元スナックかラウンジの内装の店舗で、店内は15坪ほどの大きさに200頭の犬猫がぎっしりと居た。

もし、自宅にも100頭の犬がいたならば、町の中で300頭もの犬を繁殖に使っている事になる。
もし、奈良県吉野町に捨てた犬の犯人がこのブリーダーであるなら、奈良の保健所で保護されている犬が31頭、戻ることになる。

放置できない事案である。

2年前まで某競り市に参加し、派手に競り落としていた、らしい。
行政機関も、この劣悪環境を把握しながら、現在まで何の手も打っていない。

これが、現在の動物事情である。
来年の法改正を謳うのであれば、環境省も犬猫の現実を見、改正に向けて協議をしなければ、何の意味ももたない。

犬の競り市を開催する大手ペット小売店、血統書を発行するJKC、ペット小売業協会、獣医師会など、動物に関連する業界の人たちが
法改正のメンバーで、利害関係人を入れての審議、協議では、本当の意味の法改正とはならない。と断言できる。

NHKや民放で組織する放送倫理委員会(BRC)では、放送業界のメンバーはいない。
弁護士や知識人で構成されているが、これがまともな放送を倫理をする場であると考える。

環境省のお役人は、気がついたなら即刻、メンバーを入れ替えるべきである。
そうしなければ日本の動物愛護は前進しない。

現場の画像は活動日誌でご覧下さい。



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井の中の蛙



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現在、ANGELSのシェルター施設がある真ん前に巨大看板が立っている。
反対期成同盟の立て看板だ。
施設入口前の農地に立てられている。
以前は農地のほぼ中央に立っていたが、今回はわざわざ、道路際に移動させてきた。

景観も悪く見苦しい看板だ。
「景観破壊」と言える代物。

最近、ニュースでこんな記事があった。
福岡市中心部で「景観破壊」と酷評されてきた大手出会い系サイトの巨大看板(縦10メートル、横17メートル)・・・
市民団体「福岡・住環境を守る会」の「福岡まちこわし大賞」特別賞に選ばれるなど市民の批判を受け、驚いたサイト運営会社は今年2月「看板を若いアーティストらの作品発表の場に再生する」と市民団体側に提案。現在、掲示する作品を市民投票で選ぶ計画が進んでいる。

施設前に立つ看板も、「福岡まちこわし大賞」特別賞に続いて「高島市まちこわし大賞」に推薦し特別賞でも頂けばどうだろう。

人の家の前に無神経に立てて、何とも思わないのだろうか。
自分の家の前に立てられたら迷惑だろうに。
この近隣の村では、新たに住む者にとっては「よそ者」なんだろう。
了見の狭い人たちだ。

活動に反対をする者の意思は自由だが、
いじわるや嫌がらせ行為は、到底、褒められたものではない。
他者への妨害、嫌がらせ以外の何物でもない。
こういった嫌がらせをして気分の良いものだろうか?
あまりにも稚拙な行為には呆れ果てる・・・。
所詮、この程度しか思い浮かばないのか、お里が知れる手合いである。


施設の東西に水路があり、流れる水を草木や農園に給水しようとしたが、反対派の連中は使うな。と言う。
先祖が開拓した水路だから新参者は使うな、というものだ。
村では耕作に使用しているが、後から来た者は自由に使ってはいけない。・・・らしい。
懇意な村の人に聞くと、過去にも、昔から住んでいる4地区の人は自由に使っていいが他の村には使わせるな。と揉めた事があったらしい。

先祖が開拓したにしろ、他の村の人が生活に必要であれば自由に使う事は許される事ではないのか。
自然の恵みを他者に与えず自分たちだけの利権や財産にするような身勝手な思想を持つ人間が、未だ現代社会でも存在するのだ。
自然は地の人間だけのものではなく、全ての人たちの共有財産のはず。

井の中の蛙。というべきか。
外界を知らない連中だ。

また、この地方では野焼きは禁じられているが、刈った草や害虫がついた木々は焼却してもよいことになっている。
それらを施設内のドラム缶で焼却した時も、ある地区の村人が役所へ通報し職員が来た事がある。
職員は燃やしているモノを確認したが、通報があれば来なければいけないので着ましたが・・・。
何の問題もなく、帰られた。休日にもかかわらず村人に呼び出されて迷惑な話だ。ということでした。

しかし、通報をした地区の村では公然と野焼きをしているが、誰も咎めたり通報もないのだ。
何度も野焼きを目撃しているが、誰一人として注意をした者もいない。
なんともはや、勝手なものだ。

この地に来て丸3年が来るが
この3年間、滋賀県や高島市に犬が逃げたとか環境が破壊されたとかの実害など、その他の苦情の一つもなかった。

将来、予測される環境破壊や汚染を理由に反対運動を続けているのだが、3年経って実害がないのだから、
もういい加減に目を覚ませたらいいのに。と思います。

村の長老は言いました。
あの村の若いもんは年寄りの言う事も聞かん。
しょうもない連中や。と。
水路にチューブを入れたが、ただの一回も掃除もせん。
やりっ放しや。情けない。
一生の笑もんじゃ。と、愚痴をこぼす。


判る人は判っていらっしゃる。
ANGELSシェルターは酒波地区にあるが、
この地域の人とは、会えば挨拶を交わすようになった。
お米や野菜も頂いている。
イベントを行った時も来場者の車を駐車させてもらったりもしている。
近隣の村人へ保護犬の譲渡もした。
表立った応援は控えているが、いつでも応援しているから。と、激励も頂いた。
地元の名士からも、いつでもうちの土地を使っていいよ。と、嬉しい申し出もあった。
そのうち、反対運動も下火になって誰もしなくなるよ。我慢しとき。との助言。


活動の継続こそが解決の糸口。
行政から団体譲渡の門戸が開放される。もうすぐです。
私立中学校での講演会やパネル展は成功を収めています。
9月、10月と、他府県から講演会の依頼が入りました。
今回は、公立中学校からでした。
命の大切さがテーマです。

それまでに腰を治さないと。
多くの方々からご心配とお見舞いを頂いております。有難うございます。
腰痛から坐骨神経痛へと痛みが移行して歩行困難ですが、随分と快復に向かっています。


8月13日はANGELSシェルターにて「慰霊祭」が催されます。
支援者の方がお知り合いの窯元で特別にデザインして頂き、焼いてくれています。

亡くなった子たちや救えなかった子たちの魂を慰霊したいと思います。
お時間が許される方はご参加ください。

心で念じる事。
安らかに慰め、生前を偲びましょう。


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差し押さえの強行



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アニマルレフュージ関西は、
7月2日に銀行口座の預金の差押えを強行してきました。
差押え金額は¥10,141円でした。

ご支援者の皆さまへ、お願いが有ります。
上記のように、アニマルレフュージ関西は、差押えを強行しています。

当団体はNPO法人に変わり、預金口座も新しく開設しております。
振込登録をされている方は、新口座へご支援金のお振込み変更をお願いいたします。

お振込先
郵便口座 口座番号 : 14630-16534321
口座名義 : 特定非営利活動法人 動物愛護団体 ANGELS
トクヒ)ドウブツアイゴダンタイエンジェルズ

滋賀銀行 口座番号 : 598577
店番 : 今津支店(店番716)
口座名義 : 特定非営利活動法人 動物愛護団体ANGELS
トクヒ)ドウブツアイゴダンタイ エンジェルズ


同じ犬猫を救済する事を目的としている動物愛護団体であるはずなのに、
どこまでも執拗に攻めてくる非営利活動法人 アニマルレフュージ関西ことARK(アーク) 代表 オリバー・エリザベス・アン

落語家の春団治じゃないが、
差し押さえるのなら、赤紙を私のおでこか口に張るしか、ないよ。

私も、もう黙っちゃいない!!


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アニマルレフュージ関西について



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先日より、裁判所からの差し押さえ命令の特別送達郵便が立て続けに届いている。
中身をみると、アニマルレフユージ関西の申し立てで、名称使用の損害金として1日5万円で10日間、合計50万円を差し押さえるというものであった。
前回も2009年5月27日に銀行と郵便局にあった預金を1,231,246円、差押えられた。
これは、レスキュー犬の大切な、医療費だったので本当に困り果ててしまった。
まして、フードが底をついていた時期なので、私もスタッフも落胆したものでした。

この裁判は、当団体の前名称(アーク・エンジェルズ)と「アニマルレフュージ関西」が類似しているので使うな。という訴訟で有り、当方としては字数も呼び名も違うので類似には当らないと主張している。
また、非営利活動をしているので商法ではないので、問題はないと裁判で戦っている。
だが、司法の判断は1審、2審とも敗訴し現在、最高裁の判断待ちである。

そもそも、事の始まりは、私がアニマルレフュージ関西に出向き、支援活動をした事が切っ掛けで、オリバー氏が私たちの団体と一緒に活動をするならネーミングしましょうという事で、
彼女が名付け親でもあったのでした。
その直後、広島ドックパークで「ARK−ANGELS」がマスコミに取り上げられ、一躍有名になった事がお気に召さなかったようだ。
支援者の方が、広島の犬はアニマルレフュージ関西で保護されていると思い、電話をされた。
そして、寄付をされた。
後々、その方に聞くと、「一緒にやっているから同じです」と電話に出た先方団体の人はそう言ったそうである。

その後、活動の趣旨が違うという事で離反したら、訴訟に訴えてきて名前を使うな。という事だ。

名前にこだわる必要が無いことから、私はアークを外し、新生団体としてANGELSにした。

同じ志で小さな命を救う非営利の動物愛護団体で名前に拘り、相手側の募金や支援金で活動している資金を差押えして、まだ不足なのか10日分、50万円を差し押さえるというのだ。
とことんまで、取れるだけ取ってやるという感じだ!!
当団体は、先方さんのような有名な大きな団体では無い。
ありあまったお金もない。
毎月毎月、ギリギリで賄っている。
しかし、助けを求めてる子を見て見ぬふりは出来ず、動く。
とにかく前に進んで動く。
動くと必ずお金は必要になってくる。
どこまで、犬たちを救う邪魔をするのか。
犬たちに支援されたお金を奪う事が許されるのか?

判決後、故意に名前を使用した事はなく、裁判所の判断が出た段階でこちらとしては名前の使用を止め、削除をしている。
しかし、インターネット上のホームページにいくつかの部分に名前が残っていたそうで、その分のペナルティらしい。

どこまで強引な要求を通すのだろうか。
裁判でも、判決が出てから、「わかりました。名前は使いません。」と、言っている。
ホームページのプロバイダーを変更し、出来る限りの名前修正を3人掛かりで徹夜でおこなった。
が、しかし、訴訟前の数年間に渡ったブログ内に「アーク・エンジェルズ」という名前が残っていたらしい。
これが残っているから、ペナルティだという。
Tシャツやキャップ、カレンダー、パンフレット、名刺、封筒、看板など、多岐にわたる名前を使用した財産が廃棄処分とした損害は多大でした。

裁判中に一度、オリバー氏側から申し出があって、名称変更費用を負担するからと和解を求められた経緯があった。
こちらとしては、グッズやその他の名称変更に伴う費用を算出して金額を提示したが、あっさりと断られた。

その後、判決が勝訴と出るや否や、即刻の差し押さえをやられてしまった。
今回はその2弾だ。

納得ができないから控訴をしているが、その間でも攻撃の手を緩めることなく、差押えを断行してくる。
これが非営利活動団体のすることでしょうか。
こういう人たちが、本当に不幸な犬猫を救う団体でしょうか。
お金、お金で動く外国人の主宰する動物愛護団体。
慈善事業ではなく、まるで営利事業のような思考回路を持つ人間だ。

私は、常々言っています。
団体の名前に拘るより1頭でも多く、犬猫を救う方が最優先で先決であり、団体名は名無しの権兵衛でもいいんだ。と。
活動の中身が問題なんです。

安楽死を平気で行い、新たな犬猫を保護するにはお金を持参しろ。とか、
余命幾ばくもない方からの保護犬を代わって面倒を見てほしいと頼まれて引き受け、その後、再譲渡できないとなると、飼育費用を負担しろ。さもないと処分すると言うなど、
信じられないような事実がある。
その方は、止む無く他団体に保護犬の引取りをお願いして、アニマルレフュージ関西から犬を引き上げられた。
しかし、その方の土地建物は犬の保護と見返りに既に寄付した後で、返してもらっていないのだ。
普通なら他団体に財産を犬と共に渡すのが常道というものだ。
この事は、事後、引き受けをされた団体側からの説明で判明した事でした。


私がアニマルレフュージ関西に居るころに、こんな事件もあった。
「虐待を受けている犬がいる。至急に救ってほしい。」と通報が有った。
これを聞いたオリバー氏は、雇用人の男性に現地へ行くように指示した。
ただし、救うのではなく、家人が留守の間に鎖で繋がれている犬を盗んだのだ。
施設に連れてこられた犬は老犬で、その後、安楽死をさせられた。
飼主は、近所に張り紙をするなどして必死で犬を探したが、見つからなかった。
その後、この雇用人の男性tokudaは、自分がやった罪を悔いて能勢警察へと自首をした。
警察から連絡を受けた飼主は、事実を知り、怒り心頭で訴えると言い出した。当然である。
困ったオリバー氏からこのトラブルの相談を受けた私は、立場的には団体側の人間なので、問題解決をするために行動を起こした。
まず、飼主の方へ面談を申し入れし会うことにした。
飼主の方は「一緒にお風呂にも入るほど可愛がっていた犬でした。それが急に居なくなって驚き、探し回っていました。それが警察から連絡が入り、すべての事情を聞いて茫然とした」
絶対に許せないと、随分とお怒りでした。
真実は、匿名の通報者の嫌がらせのようで、片方の言い分だけを信じての救出劇だったのでした。
救出劇というより、窃盗劇ですか。

飼主には謝罪をし、その犬の最期の写真の提出とオリバー氏直筆の謝罪文及びこの事実を認め、二度とこのような過ちを犯さないようにと、アニマルレフュージ関西のホームページに謝罪文を掲載する事が条件で、和解を受け入れてくれました。
私も団体側の人間として、オリバー氏の指示通り、相手側の飼主さんには病死だったと嘘の報告をしてしまった。

日本では有数の愛護団体であるアニマルレフュージ関西は、イギリス人が主宰する団体で、年間数億円もの寄付金や会費を集めるそうで、運営も財力も豊富な所です。
しかし、施設はバラック建ての粗末なもので、近隣住民とのトラブルも絶えず、その地元との仲裁に奔走をした事もありましたね。

なぜ、オリバー氏と離れる事になったのかというと、彼女は老犬や再譲渡できない犬は安楽死をするという事と、行政からの保護犬猫は一切、引き受けない、という考え方の違いからでした。
彼女いわく「日本人は情にもろいからすぐに寄付をするし、ボランティアの替えはいくらでもいるから困らない」と嘯く。

マスコミも、外人が遠くイギリスを離れて日本で一生懸命に愛護活動をしている姿をみて、絵になる、ニュースになるとこぞって取り上げたものでした。

ブルガリアサーカス事件でもそうだった。
これはもっと酷いものだが、カミングアウトはこのくらいにしておこう。

私たちは、こういった事実も知っているが、他人が行っている活動や内容には出来るだけ関知しないようにしているし、また妨害もされたくはない。
ただただ、日々、不幸な保護犬猫を救っているだけなんです。
この事実を判ってくれている支援者や仲間たちは、毎日、汗にまみれて労力と時間を使い、活動に参加してくれています。
後方支援者は、支援金や支援物資を応援してくれています。
保護犬たちにと援助してきたその大切な支援金を容赦なく差押えしてくる傲慢な行動には、些かどころか大いに疑問に思うし、人間性を見た気がします。
犬を平気で捨てる人間も信じられないが、大切な犬たちの支援金を平気で差し押さえる人間も、信じられない。

上記の事実が作り話だというのなら、オリバーさん、どうぞ訴えてきなさい。
その方が、事実が明るみに出る事でしょう。
警察にも調書があるし飼主の証言もあります。
私も飼主さんも元雇用人徳田氏も証人として出ますから。

窮鼠、猫をかむ。いや、オリバーを噛む。



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4日間の命



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我が国は、世界各国に比べて動物に対する考え方が遅れている。
いわゆる動物愛護の後進国だということだ。

イギリスは世界の国々の中では動物に関する保護の法律には100年以上の歴史が有り、
家庭で飼うペットの躾についても進んでいる事は有名な話である。
公園でも犬を散歩させていてもノーリードである。
他の犬が近づいてきてもトラブルを起こす事がない。
問題行動が起きても飼主の呼び込みが出来て、トラブル回避ができるからだ。
犬の訓練が飼い主のスティタスになっている。

かといって、全ての飼い主がそうだとは限らない。
イギリスにある動物保護団体は数多くあり、シェルターには多くの犬猫や他の動物が保護収容されている。
ということは、飼主の遺棄などで保護されたペットが多いという事だ。

では、日本と何が違うのか。
日本との差は、保護された犬猫は殺処分されない。
日本は殺処分し、イギリスは殺さないということだ。

今、環境省は「処分は殺処分に非ず、生きる機会を与えるように」と全国の自治体に指針を表明しています。
しかし、各自治体ではその指針に従い守る方向に動いている。ように見れる。
が、熊本市の例のように実践している行政は皆無である。

熊本市に続け!と、メディアも報道したり国民の反応も良かったのだが、
所詮、お役所仕事。
新しい試みには腰が引けています。
積極的には対応していない。
面倒な仕事よりも従来通りに処分を行っていた方が楽だし、新たな問題も起こらないからだ。

現在、行政の動物管理センターには多くの犬猫が保護収容されています。
その殆どが殺処分されている。
殺処分対象になった犬猫を引き受けたい。と、申し入れしても県外の者には譲渡できない。
或いは団体にも譲渡できない。そのルールが決められていない。
というものだ。
ルールを決めれない障害は、他府県者に譲渡した場合、当該犬猫の追跡調査が県境を超えては越権行為で出来ないというのが最大のハードルらしい。
ずいぶん、馬鹿げた話だ。
そんなこと、隣県と話し合い、協力し合えば済むことなのに。
隣県だって同じ考えだから、望むところだろう。
そんな小さな事でルール決めができないなんて。
どうせ、処分している現実があるのに、譲渡後の追跡調査なんて意味が無い。
命に対する考え方自体、頭の思考能力の違いがあるのだろう、もしくは何か起きた時の保身が問題だから、備えをしておこうという行政らしい保身術だろう。


では、その自治体の地域内で全ての殺処分対象になった動物を再譲渡できるキャパがあるのだろうか。
譲受けて殺される運命にある犬猫を救いたい。そして終生飼養したいと申し入れしても規則だから県外者、或いは動物愛護団体には譲渡ができない。
このような理不尽な考えの元に、処分しても良いのだろうか。

このような考え方では日本の動物愛護の考え方が動物愛護先進国になろうはずもない。
管轄庁の環境省が声高らかに、唱えても、だ。

根本は、人が命あるものに対して、傲慢ではなく真摯に立ち向かい、人と動物とが共生できる世の中にするためには、
もっともっと、正面から立ち向かっていかなけれればならない。
逃げていては改革など行えないのだ。

時代は変わってきています。
むかし、犬畜生と呼ばれていた時代からペット、ペットからコンパニオンアニマルと呼ばれ、今では家族の一員となっています。
この現実を見ないで、未だに淘汰することばかりを行っている行政の及び腰には、開いた口が塞がらない。

熊本市だけじゃないか。殺処分ゼロを目指し改革を断行しているのは!!

他県でも模索はしていると思うが、
目に見えた動物愛護推進案は知らされていない。

役所の担当者は、言うだろう。
少しずつ変えています。と。

少しずつではダメなんだよ。
ズバッと変えなくては、死んでしまう犬猫がいるんだよ。

生きる機会を与えていかないと、殺処分は止まらないんです。

処分施設にいる犬や猫の顔を直視できますか!!

死ぬために産れてきたんじゃないんだ。
たった4日間しか、この世で過せない。
こんな傲慢なやり方は、1日も早く、変えなければいけない。

この記事をお読みになられた方は、地元の行政機関へ連絡をして頂き、
再度、「処分は殺処分に非ず、生きる機会を与えるように」と、
お願いと抗議をしてください。
そして各行政の殺処分数が減少しているのかどうかをご確認してください。
環境省の指針通りに実践しているのかを聞いてください。

来年は動愛法の改正の年です。
平成18年に法改正が行われ、あれから5年が経ちます。
その5年間で、どれだけの成果と努力をしてきたのかを、改めて、問いたい。

地域の県民が追及していかなければ、お役所は動きません。
他府県民が追及してもいいんです。
一国民だからです。

政府環境省の指針に従い、行政が実践しているかを国民は知る権利があります。

遅々として進んでいない自治体があれば、国へ環境省へ、知らせましょう。

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