狂犬病コウモリがペルー先住民襲う、500人以上が被害

2010年 08月 17日 08:45 JST
 

 [リマ 12日 ロイター] ペルー北東部にあるアマゾン川流域の村で、500人以上の先住民が狂犬病に感染したコウモリに襲われ、4人の子どもが感染で死亡したとみられると、同国保健省が12日明らかにした。

 狂犬病は脳に深刻な炎症を引き起こすウイルスで、通常は犬にかまれることで人間に感染し、発症までの潜伏期間は数カ月間に及ぶとされる。

 保健当局はこの6カ月間、コウモリによる攻撃が発生した場所から10キロ圏内の地域に住む先住民を調査。コウモリにかまれた507人のうち、97%に対する狂犬病ワクチンの接種を開始した。また、治療を拒否している残りの人にも、数日中に接種が行われる見通しだという。

 
 

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