稲田朋美が産経新聞の「正論」(しかし、産経新聞の「正論」て、どうしても笑っちゃいますよね)欄(魚拓)でアホなことを書いています。
稲田が8月に新聞の論説(産経以外で稲田に論説を書かせる(インタビューならともかく)全国紙があるとも思いませんが)を書くんだったらどういう内容になるかというのは、彼女についての何らかの知識があればかなり容易に推察できるというもので、そしてその推察は裏切られません。わかりやすい女です。
それにしてもこんなのを選挙の候補としてスカウトしたのが安倍晋三というのも笑えます。ほんと、安倍って根っからの極右で歴史修正主義者です。そして馬鹿(笑)。
>≪村山、河野談話の撤回から≫
政治家としてどうしてもやらなければならないことがある。戦後50年目の平成7年、自社さ政権の村山富市内閣が出した村山談話と平成5年、宮沢喜一内閣でのいわゆる従軍慰安婦に関する河野洋平官房長官談話の撤回だ。
そんなことできっこねえだろ。安倍が首相だった時でさえ、そんなことぜんぜんどうにもならなかったじゃない。安倍レベルの馬鹿で極右の人間でさえできなかったことが、どうしてほかの人間でできるっていうんだよ(失笑)。
まあできもしないことを目標にしてポーズを取るのも政治家の仕事ではありますが。
それにしても
>政治家としてどうしてもやらなければならないことがある。
というのがこの2つの談話の撤回だというのはほんと悪い意味ですごいね。別にさあ、こんなこというのも我ながらどうかと思うんだけど、福井1区で彼女に投票した有権者の皆さん、ほんとにこんなことの実現を期待して彼女に投票したわけ? おそらくそういった事情に無知だった有権者が多いんだとは思うけど、いくらなんでもどうかと思いますね。
>そこには、植民地支配と侵略に対する反省とお詫(わ)びはあるが、日本を守るために命を捧(ささ)げた240万の靖国の英霊に対する感謝と敬意、また国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人に対する追悼の心の片鱗(へんりん)もない。
へー、
>240万の靖国の英霊
が、
>日本を守るために命を捧(ささ)げた
だなんて、どういう時代錯誤なんですか。彼らは愚劣な侵略戦争でいいように使い捨てられた存在じゃないですか。ついでながら、稲田は、戦場で死んだ日本兵の半分以上は餓死や補給の不備による栄養・医薬品不足その他の病死であるという話をどうお考え? また、硫黄島とか沖縄にしても、明らかに時間稼ぎとして特に沖縄では不必要に沖縄の住民を巻き込んだわけで、そういった死はとても美化できるような代物ではないでしょう。
もちろん稲田は、あの戦争が「侵略戦争」だったなんて絶対認めないから、こんな愚劣なことを平気でほざくんだけどね。
それから稲田は、
>また国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人に対する追悼の心の片鱗(へんりん)もない。
っていうけど、こういった人たちの権利保護に弁護士として、あるいは政治家としてなんか活動しているんかな。私の知る限り、やれ「百人斬り」で中国で死刑になった戦犯将校は無罪だとか、沖縄の集団自決には、元日本軍将校は関与していないとか、いずれも裁判で負けてるような愚にもつかない代物にばっか熱心な気がするんだけど。
また、
>国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人
とまで言うんなら、カーティス・ルメイに日本政府が与えた勲章もぜひ撤回するよう運動してほしいし、また反核運動にも少しは熱心になってほしいですね。期待しないで待っています。
>いかなる歴史観にたとうとも、命を賭けて自分の国を守る行為は理屈ぬきに尊い。いやしくも日本の政治家なら同じ思いで政治をしているはずであり、政治家が戦後50年目に何よりも先に思うべきことは、命とひき換えに国を守った英霊と原爆投下に象徴される許すことのできない非道かつ不法な攻撃で殺戮(さつりく)された民間人への哀悼の念以外にはありえない。
ちょっとまったー。
>命とひき換えに国を守った英霊と原爆投下に象徴される許すことのできない非道かつ不法な攻撃で殺戮(さつりく)された民間人への哀悼の念以外にはありえない。
稲田は南京事件なんて認めない人間ですからこういうことを平気で書くんですけど、日本の民間人が殺戮された前に日本兵が中国でさんざんひどいことをしたことをどうお考え? 遺憾ながら最初に日本の軍隊がそういうことをしてしまったということを前提として考えなければ、稲田の主張は通用しないでしょう。そもそも特に原爆なんかはいい加減戦争なんかどうにもならないことがわかりきっていたにもかかわらずぐずぐずしていて落とされちゃったわけで、そういった国民のことをろくに考えていなかった天皇その他の日本政府のトップたちの責任についてはどう考えているのかな。
>当時どのような政治判断によってなされたのかは知らないが、このばかげた、中国、韓国、北朝鮮に阿(おもね)るだけの有害無益な村山談話を引き継がないことを日本国の総理が宣言することがわが国再生の第一歩だ。
だからそんなことできるわけないでしょ。できていたら、安倍あたりがやっているって(笑)。
そもそも、河野談話も村山談話も、具体的にどうやったらくつがえせると? 安倍レベルの馬鹿極右でさえできなかったことをどうやるか。稲田は、自分が首相になったらこれらの談話をくつがえせると思っているのかな。これらをくつがえして日中関係はどうなるか、米国はそのような事態を静観するか、経済界はそれに賛成するかどうか…。ほとんど絶望的でしょう。まともな経済人が、そんなことをして日中関係が悪くなることを望むわけがないし。
あ、すいません、記事が予想以上に長ったらしくなったんで、最後にこれはひどいというくだりを批判してこの記事は終わりにします。というわけで、私が批評しきれないところはbogus-simotukareさんの記事をご参照ください。いつもながら鋭く稲田の駄文を批判されています。
で、このくだりに私は笑ってしまいました(ほかのところも程度の問題だけど)。
>このような事実無根のいわれなき非難(McCreary注:従軍慰安婦問題)について、日本国政府はまともな反論をしなかったが、作曲家のすぎやまこういちさんは私財約2千万円を投じてワシントン・ポストに意見広告を出した。心ある言論人と一部の政治家が名を連ねた。本来自国の名誉を守るのは政府の仕事であるのにそれをせず、この崇高な行為について政府はコメント一つださなかった。
…(失笑)。
こんなのねえ、あまりに馬鹿馬鹿しすぎるけど、一応書いておきます。
>日本国政府はまともな反論をしなかった
日本政府が反論なんかできっこないじゃん。そんなことしたら日本政府はほんとに窮地に陥っちゃいます。
>作曲家のすぎやまこういちさんは私財約2千万円を投じてワシントン・ポストに意見広告を出した。
それがどうかしたと? あんな広告「THE FACTS」出して結果はどうなりましたかね。相手にもされないどころか、かえって安倍の立場だってなくなっちゃったじゃないですか。
あの広告自体は、米国世論へどうのこうのというよりも、むしろ日本の支持者へのアピールが目的だったのではないかと私は考えますが、その辺の真偽はともかくとして、まったくもってマイナスの結果しか得られなかったというだけです。もっともこれも政治的ポーズだということなのでしょう。
>心ある言論人と一部の政治家が名を連ねた。
なにが心あるだよ。馬鹿をほざくのもいいかげんにしろ。
ついでですので、この広告に名を連ねた頭の悪い方々のお名前を列挙しておきましょう。肩書は当時のものです(以下wikipediaのTHE FACTSより)。
国会議員
自由民主党
愛知和男、赤池誠章、稲田朋美、江藤拓、大塚高司、岡部英明、小川友一、鍵田忠兵衛、亀岡偉民、木原稔、木挽司、坂井学、島村宜伸、杉田元司、鈴木馨祐、薗浦健太郎、平将明、土井亨、土井真樹、戸井田徹、西本勝子、林潤、古川禎久、松本文明、松本洋平、武藤容治、山本朋広、渡部篤、中川義雄
民主党
石関貴史、泉健太、河村たかし、北神圭朗、神風英男、田村謙治、牧義夫、松木謙公、松原仁、吉田泉、笠浩史、鷲尾英一郎、松下新平
無所属
西村眞悟、平沼赳夫
大学教授
福田逸、遠藤浩一、宮崎正弘、東中野修道、荒木和博、島田洋一、西岡力、藤岡信勝
政治評論家
加瀬英明、西尾幹二、富岡幸一郎、岡崎久彦
ジャーナリスト
青山繁晴、茂木弘道
歴史事実委員会
屋山太郎、櫻井よしこ、花岡信昭、すぎやまこういち、西村幸祐
まあ毎度おなじみの歴史修正主義者どもですね。
それにしてもこいつらのどこが「心ある」なんですかね。笑っちゃうとはこのことです。
稲田も(いうまでもなく)賛同者なわけで、「心ある」が「一部の政治家」にもかかるのであれば、稲田は自分のことを「心ある」と考えているわけですね。日本の恥を世界にさらしているだけじゃん。
ちなみに、wikipediaの記事にありますように
>ディック・チェイニー米副大統領は、広告に不快感を示し、状況の把握を指示した。
チェイニー氏のような保守的な人間は、かえって「従軍慰安婦」問題に居直るような態度をひどく嫌う(もちろんこれには様々な理由はあります)ことを、この人たちはご存じだったのかな?
>本来自国の名誉を守るのは政府の仕事であるのにそれをせず、この崇高な行為について政府はコメント一つださなかった。
「自国の名誉」って基本的に事実なんだから守りようもないじゃん。世の中、反論なんかしないほうがあとあとのためによっぽどいいなんてことは、たくさんあります。
>崇高
いや、もうしわけないけどね、こんなことを「崇高」なんていう人は、失礼ながら、稲田とそのお仲間だけですよ。とくに「左翼」でなくても、こんなことを崇高なんて思う人はいませんよ。たいていの人間は関心がないか「馬鹿」としか思わんでしょう。
>政府はコメント一つださなかった。
あたりまえでしょ。こんな広告に政府がまさか賛成のコメントは出せないし、また「政府とは関係ない」というのも、安倍の立場としては難しいし。
ていいますか、この広告には安倍もGOサインを出しているはずで、まともな人間だったら自分の政治生命のためにこんなものが出ることは阻止するんですが、でも安倍は馬鹿だから出しちゃったんですよね。私としては慶賀すべきことですが。
それにしてもこの稲田の文章はほんとひどいね。しかしこれは、このような人物を好んで起用する産経新聞の問題です。
ほんとに最後です。
>一体この国はどこへ行くのか。そして何を目指すのか。21歳で散華した私の伯父を含む靖国の英霊に恥じない「自らの国は自らが守る」という気概を政治家が取り戻すことなくして、この国の将来はない。
bogus-simotukareさんの文章を引用させていただきます。
>伯父さんもあの世で、稲田さんのアホウヨぶりを悲しんでいることでしょう。俺みたいな戦没者をまた出すつもりかと。
稲田が8月に新聞の論説(産経以外で稲田に論説を書かせる(インタビューならともかく)全国紙があるとも思いませんが)を書くんだったらどういう内容になるかというのは、彼女についての何らかの知識があればかなり容易に推察できるというもので、そしてその推察は裏切られません。わかりやすい女です。
それにしてもこんなのを選挙の候補としてスカウトしたのが安倍晋三というのも笑えます。ほんと、安倍って根っからの極右で歴史修正主義者です。そして馬鹿(笑)。
>≪村山、河野談話の撤回から≫
政治家としてどうしてもやらなければならないことがある。戦後50年目の平成7年、自社さ政権の村山富市内閣が出した村山談話と平成5年、宮沢喜一内閣でのいわゆる従軍慰安婦に関する河野洋平官房長官談話の撤回だ。
そんなことできっこねえだろ。安倍が首相だった時でさえ、そんなことぜんぜんどうにもならなかったじゃない。安倍レベルの馬鹿で極右の人間でさえできなかったことが、どうしてほかの人間でできるっていうんだよ(失笑)。
まあできもしないことを目標にしてポーズを取るのも政治家の仕事ではありますが。
それにしても
>政治家としてどうしてもやらなければならないことがある。
というのがこの2つの談話の撤回だというのはほんと悪い意味ですごいね。別にさあ、こんなこというのも我ながらどうかと思うんだけど、福井1区で彼女に投票した有権者の皆さん、ほんとにこんなことの実現を期待して彼女に投票したわけ? おそらくそういった事情に無知だった有権者が多いんだとは思うけど、いくらなんでもどうかと思いますね。
>そこには、植民地支配と侵略に対する反省とお詫(わ)びはあるが、日本を守るために命を捧(ささ)げた240万の靖国の英霊に対する感謝と敬意、また国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人に対する追悼の心の片鱗(へんりん)もない。
へー、
>240万の靖国の英霊
が、
>日本を守るために命を捧(ささ)げた
だなんて、どういう時代錯誤なんですか。彼らは愚劣な侵略戦争でいいように使い捨てられた存在じゃないですか。ついでながら、稲田は、戦場で死んだ日本兵の半分以上は餓死や補給の不備による栄養・医薬品不足その他の病死であるという話をどうお考え? また、硫黄島とか沖縄にしても、明らかに時間稼ぎとして特に沖縄では不必要に沖縄の住民を巻き込んだわけで、そういった死はとても美化できるような代物ではないでしょう。
もちろん稲田は、あの戦争が「侵略戦争」だったなんて絶対認めないから、こんな愚劣なことを平気でほざくんだけどね。
それから稲田は、
>また国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人に対する追悼の心の片鱗(へんりん)もない。
っていうけど、こういった人たちの権利保護に弁護士として、あるいは政治家としてなんか活動しているんかな。私の知る限り、やれ「百人斬り」で中国で死刑になった戦犯将校は無罪だとか、沖縄の集団自決には、元日本軍将校は関与していないとか、いずれも裁判で負けてるような愚にもつかない代物にばっか熱心な気がするんだけど。
また、
>国際法違反の原爆投下や空襲などで犠牲になった同胞80万人
とまで言うんなら、カーティス・ルメイに日本政府が与えた勲章もぜひ撤回するよう運動してほしいし、また反核運動にも少しは熱心になってほしいですね。期待しないで待っています。
>いかなる歴史観にたとうとも、命を賭けて自分の国を守る行為は理屈ぬきに尊い。いやしくも日本の政治家なら同じ思いで政治をしているはずであり、政治家が戦後50年目に何よりも先に思うべきことは、命とひき換えに国を守った英霊と原爆投下に象徴される許すことのできない非道かつ不法な攻撃で殺戮(さつりく)された民間人への哀悼の念以外にはありえない。
ちょっとまったー。
>命とひき換えに国を守った英霊と原爆投下に象徴される許すことのできない非道かつ不法な攻撃で殺戮(さつりく)された民間人への哀悼の念以外にはありえない。
稲田は南京事件なんて認めない人間ですからこういうことを平気で書くんですけど、日本の民間人が殺戮された前に日本兵が中国でさんざんひどいことをしたことをどうお考え? 遺憾ながら最初に日本の軍隊がそういうことをしてしまったということを前提として考えなければ、稲田の主張は通用しないでしょう。そもそも特に原爆なんかはいい加減戦争なんかどうにもならないことがわかりきっていたにもかかわらずぐずぐずしていて落とされちゃったわけで、そういった国民のことをろくに考えていなかった天皇その他の日本政府のトップたちの責任についてはどう考えているのかな。
>当時どのような政治判断によってなされたのかは知らないが、このばかげた、中国、韓国、北朝鮮に阿(おもね)るだけの有害無益な村山談話を引き継がないことを日本国の総理が宣言することがわが国再生の第一歩だ。
だからそんなことできるわけないでしょ。できていたら、安倍あたりがやっているって(笑)。
そもそも、河野談話も村山談話も、具体的にどうやったらくつがえせると? 安倍レベルの馬鹿極右でさえできなかったことをどうやるか。稲田は、自分が首相になったらこれらの談話をくつがえせると思っているのかな。これらをくつがえして日中関係はどうなるか、米国はそのような事態を静観するか、経済界はそれに賛成するかどうか…。ほとんど絶望的でしょう。まともな経済人が、そんなことをして日中関係が悪くなることを望むわけがないし。
あ、すいません、記事が予想以上に長ったらしくなったんで、最後にこれはひどいというくだりを批判してこの記事は終わりにします。というわけで、私が批評しきれないところはbogus-simotukareさんの記事をご参照ください。いつもながら鋭く稲田の駄文を批判されています。
で、このくだりに私は笑ってしまいました(ほかのところも程度の問題だけど)。
>このような事実無根のいわれなき非難(McCreary注:従軍慰安婦問題)について、日本国政府はまともな反論をしなかったが、作曲家のすぎやまこういちさんは私財約2千万円を投じてワシントン・ポストに意見広告を出した。心ある言論人と一部の政治家が名を連ねた。本来自国の名誉を守るのは政府の仕事であるのにそれをせず、この崇高な行為について政府はコメント一つださなかった。
…(失笑)。
こんなのねえ、あまりに馬鹿馬鹿しすぎるけど、一応書いておきます。
>日本国政府はまともな反論をしなかった
日本政府が反論なんかできっこないじゃん。そんなことしたら日本政府はほんとに窮地に陥っちゃいます。
>作曲家のすぎやまこういちさんは私財約2千万円を投じてワシントン・ポストに意見広告を出した。
それがどうかしたと? あんな広告「THE FACTS」出して結果はどうなりましたかね。相手にもされないどころか、かえって安倍の立場だってなくなっちゃったじゃないですか。
あの広告自体は、米国世論へどうのこうのというよりも、むしろ日本の支持者へのアピールが目的だったのではないかと私は考えますが、その辺の真偽はともかくとして、まったくもってマイナスの結果しか得られなかったというだけです。もっともこれも政治的ポーズだということなのでしょう。
>心ある言論人と一部の政治家が名を連ねた。
なにが心あるだよ。馬鹿をほざくのもいいかげんにしろ。
ついでですので、この広告に名を連ねた頭の悪い方々のお名前を列挙しておきましょう。肩書は当時のものです(以下wikipediaのTHE FACTSより)。
国会議員
自由民主党
愛知和男、赤池誠章、稲田朋美、江藤拓、大塚高司、岡部英明、小川友一、鍵田忠兵衛、亀岡偉民、木原稔、木挽司、坂井学、島村宜伸、杉田元司、鈴木馨祐、薗浦健太郎、平将明、土井亨、土井真樹、戸井田徹、西本勝子、林潤、古川禎久、松本文明、松本洋平、武藤容治、山本朋広、渡部篤、中川義雄
民主党
石関貴史、泉健太、河村たかし、北神圭朗、神風英男、田村謙治、牧義夫、松木謙公、松原仁、吉田泉、笠浩史、鷲尾英一郎、松下新平
無所属
西村眞悟、平沼赳夫
大学教授
福田逸、遠藤浩一、宮崎正弘、東中野修道、荒木和博、島田洋一、西岡力、藤岡信勝
政治評論家
加瀬英明、西尾幹二、富岡幸一郎、岡崎久彦
ジャーナリスト
青山繁晴、茂木弘道
歴史事実委員会
屋山太郎、櫻井よしこ、花岡信昭、すぎやまこういち、西村幸祐
まあ毎度おなじみの歴史修正主義者どもですね。
それにしてもこいつらのどこが「心ある」なんですかね。笑っちゃうとはこのことです。
稲田も(いうまでもなく)賛同者なわけで、「心ある」が「一部の政治家」にもかかるのであれば、稲田は自分のことを「心ある」と考えているわけですね。日本の恥を世界にさらしているだけじゃん。
ちなみに、wikipediaの記事にありますように
>ディック・チェイニー米副大統領は、広告に不快感を示し、状況の把握を指示した。
チェイニー氏のような保守的な人間は、かえって「従軍慰安婦」問題に居直るような態度をひどく嫌う(もちろんこれには様々な理由はあります)ことを、この人たちはご存じだったのかな?
>本来自国の名誉を守るのは政府の仕事であるのにそれをせず、この崇高な行為について政府はコメント一つださなかった。
「自国の名誉」って基本的に事実なんだから守りようもないじゃん。世の中、反論なんかしないほうがあとあとのためによっぽどいいなんてことは、たくさんあります。
>崇高
いや、もうしわけないけどね、こんなことを「崇高」なんていう人は、失礼ながら、稲田とそのお仲間だけですよ。とくに「左翼」でなくても、こんなことを崇高なんて思う人はいませんよ。たいていの人間は関心がないか「馬鹿」としか思わんでしょう。
>政府はコメント一つださなかった。
あたりまえでしょ。こんな広告に政府がまさか賛成のコメントは出せないし、また「政府とは関係ない」というのも、安倍の立場としては難しいし。
ていいますか、この広告には安倍もGOサインを出しているはずで、まともな人間だったら自分の政治生命のためにこんなものが出ることは阻止するんですが、でも安倍は馬鹿だから出しちゃったんですよね。私としては慶賀すべきことですが。
それにしてもこの稲田の文章はほんとひどいね。しかしこれは、このような人物を好んで起用する産経新聞の問題です。
ほんとに最後です。
>一体この国はどこへ行くのか。そして何を目指すのか。21歳で散華した私の伯父を含む靖国の英霊に恥じない「自らの国は自らが守る」という気概を政治家が取り戻すことなくして、この国の将来はない。
bogus-simotukareさんの文章を引用させていただきます。
>伯父さんもあの世で、稲田さんのアホウヨぶりを悲しんでいることでしょう。俺みたいな戦没者をまた出すつもりかと。
是非とも「毅然」(笑)とした態度で無差別爆撃や原爆への謝罪や補償も要求してほしいものですね。ですが、相手はなにしろ宗主国様ですから…、連中にとっては無理な相談というものでしょう(失笑) また宗主国様に対する補償請求となると中国や韓国の被害者に対して連中が好んで使う「法的に決着済み」という琴線にも触れてしまいますね。これまた無理な相談です(笑)
なおこの国、本当は中国や韓国の抗議など屁とも思っていないと思います。大なり小なり何か思っているならもっとまともな、連中流に言えば「自虐的」な対応をしているでしょうから…。日本が本当に顔色を窺っている国、もちろんそれはアメリカです(村山、河野談話の撤回などしたら、アメリカを「敵」に回すこと間違いなし)。
>村山、河野談話の撤回などしたら、アメリカを「敵」に回すこと間違いなし
それが右翼の最大のネックですね。けっきょく米国を的に回すわけに行かないからこれらの談話も維持していかなければならないわけで。安倍が従軍慰安婦問題で不適切な対応をして米国から手痛い目にあったのは、その象徴でした。