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【サッカー】

京都627分ぶりゴール 秋田監督に初の勝ち点贈る

2010年8月19日 紙面から

 執念でねじ込んだ。元日本代表の京都FW柳沢敦が終了間際の劇的同点弾で、鹿島時代に同僚だった秋田豊監督に初の勝ち点をプレゼントした。

 1−2で迎えた後半ロスタイム終了寸前、MF中山が頭で落とし、ワンバウンドしたボールを途中出場の柳沢が体勢を崩しながら左足でけり込んだ。「祈るようにけった。いい当たりじゃなかったけど、ワンバウンドして、うまく相手を越えてくれた」と柳沢。京都は引き分けて連続試合完封負けを「6」で止めた。

 後半14分に先制した京都は実に7試合ぶり、627分ぶりのゴールだった。「勝たせてあげたかったけど、みんなで勝ち取った勝ち点1。これで前向きになれる」。秋田監督は次節以降の初勝利に、手応えを感じ取っていた。

  (相原俊之)

 

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