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2010/08/19

9歳で取締役就任って、こども取締役かよw

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ワンルームマンション販売業者については、司法ジャーナルでMS氏が以前から書いてるんだが、ポイントとなるのは、地上げから投資用マンション販売までが一貫したビジネスだ、という事ですね。まず、地上げ屋がヤクザまで動員して、時には地主が行方不明になったり、誰かが殺されたり、大騒ぎして土地をまとめるわけだ。で、デベロッパーに転売するところまでが、最初のステップ。地上げ屋はこの段階で利益確定です。次に、デベロッパーがマンションを建てる。建てたら不動産投資会社に転売して、ここでも利益確定。さて、最後の不動産投資会社なんだが、コイツらもどっかで誰かに売りつけて利益を確定させなきゃならない。実際に需要があるモノであれば、右から左に売れるんだろうが、都内のワンルーム・マンションなんてモノは、そう簡単に売れるモノじゃないわけで、そこで、受話器をガムテープで手に括りつけた販売部隊というのが活躍するわけだ。



 ワンルームマンション販売事業は開発業者、販売業者、賃貸業者がセットで行う事業です。
 建物部分の減価償却を損金に入れられて節税になるといううたい文句で地方の医師などに売りつける商法です。
 まずワンルームの賃借人予定者が存在する前提でセールスは始まります。

「購買資金はノンバンクから借りる。返済は賃料収入で行う。
 建物の減価償却で経費計上できるので税金もかからない。
 年金制度は当てにならない。賃貸収入で年金代わり。
 優良不動産屋がサブリースで借り上げるから安心。」

 こういうセールストークをインプットされた営業マンが電話を掛けまくり売りつけるのがワンループ商法です。
 客が行き詰まれば債権整理の仕事までするグループがワンルーム販売業です。
 ABCホーム株式会社、ケーツー・アンド・パートナーズ株式会社、菱和ライフクリエイト社の業態を見れば一目瞭然です。
 ケーツー・アンド・パートナーズ株式会社がいなくなれば必ず同じ役割の会社が西岡グループの中にいるわけです。
 こういうワンルーム開発業者の社会的実態を十分に認識できていないと真珠宮ビル事件が理解できないのです。
 なぜなら木利屋ビル事件は真珠宮ビル事件の原点ですから。
まぁ、壮大なババ抜きみたいなもんで、もともと地主を殺したり誘拐したり、非合法な手段まで使いまくって土地を手に入れるところから道を踏み外しているわけで、こういうのを「筋が悪い」というんだが、各段階で暴力団が関与しているというか、むしろ、この壮大なババ抜きそのものがヤクザのコントロール下にあるのかも知れないんだが、まぁ、昭和バブルの時代から延々と続けられてきた東京の地上げは、誰かが「投資用マンション」という名のババを引かないと完結しないわけですね。で、
 金融資本の理論のみで多くのマネーがタイの為替にあるいは農産物にあるいは石油に投下され実需のないマネーゲームが行われていました。
 そのマネーが日本の消費者金融や東京の事件地上げに投下され日本が鉄火場になりました。
 六本木に三番目のアークヒルズ、ミッドタウンを建ててみて今六本木を訪れる客が増えていれば御の字。
 無限に増大する需要はないと思いますので何のために六本木7丁目で大型地上げを続けるのか私には了解不能です。
 実需のない不動産開発をドバイで行って無意味な超高層ビルをたてました。10リットルの水を600メートルの高さの水洗トイレに供給する費用はいかほどでしょうか。
 最近の東京の地上げに応じられる需要があるのか銀行は考えた方が良いです。
 金が一回り回って初めて地上げが成功といえるのです。
 金はヤクザに摘まれ、金の流れは一方通行。成功しますかね。
カネがなければ賭場はまわらないわけで、昭和バブルの崩壊で日本の銀行が手を引いたあとは、リーマンブラザース、モルガン、ゴールドマンサックスといった外資がカネを提供したわけだ。途方もないドル札刷り散らかしたアメリカの資本主義は、途方もない「利益」をあげ続けないと社会が保てないんだが、日本の地上げに投下されたカネは、結局、ヤクザが摘まんでオシマイですね。アメリカ帝国主義も終焉の刻が迫っているんだが、ヤクザは売春婦と同じで永遠不滅の稼業ですw なので、MS氏は
ドル独歩安は借金踏み倒しへの一里塚だと言うんだが、まぁ、米国債が紙屑になったところで、本当の意味でのバブル終焉だろう。

さて、読者からの指摘なんだが、リクルートのこのページです。
リーディング企業トップインタビュー企画「理想の経営トップを探せ!」というんだが、投資用マンション販売会社らしい。代表取締役は32歳です。で、この人の経歴なんだが、
1987年 2月 
株式会社総合流通グループ 取締役就任
1992年 6月 
西砂建設株式会社 入社
1997年 7月  
大芳計画株式会社 入社
1998年 10月 
株式会社ヴェルシステムズ 移籍
2004年 2月  
プロパティエージェント株式会社 設立
とありますね。コレをちょっと調べてみたんだが、「株式会社総合流通グループ」というのは高知の不動産屋・建築屋なので、実家らしい。二階堂.comの書き込みでは、実家が高知の建設屋だとあります。で、「西砂建設」というのをgoogleしてみるとリフォーム屋がヒットする。大芳計画株式会社、株式会社ヴェルシステムズは、どちらも投資用ワンルーム・マンションの販売会社です。高知から上京してリフォーム屋に就職、セールスの手口を学んで、マンション販売に転職、そこで認められて独立、という筋書きが想像されるが、そこにこの人の年齢を入れてみると、実家の取締役になったのが9歳、西砂建設株式会社入社が14歳という事になるんだが、リクルートさんともあろうモノが、データが間違っちゃいませんかねw

コメント

 モナに、歳を20歳誤魔化して言ってあるから嘘の上塗りでそうなった。御歳52歳と想像する。たぶん、社長はカツラ使用だろw

都内のワンルームマンション買いませんか?
ってな電話は実家によくかかってきてました。

家賃収入でローンが返済できて儲かるってな話でしたが...
ほな、あんたがやりなはれ!
で終了。

地上げにも色々あるんだが、不動産屋、特に建売屋とか小規模マンション屋ってのは、だいたい馬鹿で、どんなとこでも土地があれば買ってしまい、建ててしまう。それが単価の高い自転車操業にもかかわらず、いつまでも続くと思ってんだよね。中ニャ悪もいて、人に迷惑かけて計画的に倒産に持っていくことは簡単なんだけどさ。どっちみち、馬鹿でもできる仕事だから、あたま悪くても金儲けできるんだ、基本的に。
で、頭悪い金貸しが、銀行はじめ、貸すわけですよ、儲かるとなると。
ババヌキといえばババヌキですが、ワンルーム販売会社のお仕事なんて、ソープに行く金がないから、ちょんの間で済ますみたいなイメージですね。
で、TOPから末端まで、大体教養もない馬鹿ばっかなので、ロクなもんじゃないです。
ただ、おいら、東京が大嫌いなので、勝手にやってくださいって、感じです。独房で暮らしてるみたいで、惨めです、ワンルーム。

借地の整理なんかだと、底地人にも借地人にもメリットあったりして、良い地上げもあるんだけどね。

まぁ、買いネコに火をつけて追い出すってのは、都市伝説みたいですw

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