阪神園芸 財団法人 日本高等学校野球連盟
阪神甲子園球場
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土も生きている

全国の高校球児のみなさま、高校野球を支えていらっしゃる関係者のみなさま
「こんにちは」

コートローラーとブラシによるグラウンド整備の最終仕上げの様子

阪神甲子園球場のグラウンド整備を担当しております、阪神園芸のグラウンドキーパーです。
この度、日本高等学校野球連盟、阪神甲子園球場のご協力を得てホームページにグラウンド整備におけるワンポイントアドバイスコーナーを設けさせていただきました。
これは、私どもの願いであります「プレイヤーから見たグラウンドメンテナンス」の目標を広く野球を愛する高校球児のみなさまにも知っていただき、少しでも良いグラウンドで思い切りプレーをしていただきたいと考えていたからです。もちろん長年培ってまいりました弊社の技術を一朝一夕にマスターすることはできないと思いますが、一番大事なのは人間の目と手で触れるトンボによる不陸整正ですから、みなさまも一度挑戦してみて下さい。

以下は、混合土(黒土と砂の甲子園球場仕様)のグラウンドについて述べます。

ご存知ですか? グラウンドキーパーが考える良いグラウンドとは

阪神甲子園球場では一見相反すると思われる、水はけの良いグラウンドと水持ちの良いグラウンドが保たれているのです。

  1. 水はけが良いこと

    野球場というのはピッチャーマウンドを頂点に内外野フェンスに向かって勾配が取られているのが大半です。

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  2. 吸水性が良いこと

    降った雨を土が吸い込む水分量が多ければ多いほど水溜りが出来にくい。

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  3. イレギュラーが少ないこと

    土の厚み全体に弾力性をもたせている。

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